皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。

白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。

ミモレの『毎日、雅子さま』にて公開中の写真から、雅子さまのファッション&スタイルをテーマごとにご紹介します。今回は、暑い季節にも映えるグリーンの装いをピックアップ。とくにご成婚後は、鮮やかなグリーンを好んでお召しになられていた雅子さま。白や黒の小物で品よくまとめられているスタイルは必見です。

 


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ご成婚から約2ヶ月、モダンでスタイリッシュな白×グリーンの装い

【雅子さまのファッションルール】鮮やかなグリーンは白や黒の小物で引き締めて_img0
 

夏の国民体育大会の開会式にご出席に。金ボタンが輝く白のスーツにコーディネートされたのは、グリーン×黒のストライプのトップス。幅広の帽子、ポケットチーフともに鮮やかなグリーンで、モダンでスタイリッシュな装いです。ご成婚後からまだ2ヶ月ほど、鮮やかな色がお似合いになる雅子さまらしいスタイルを披露されました。1993年8月1日、栃木県宇都宮市・栃木県総合運動公園にて。写真/The Asahi Shimbun/Getty Images


グリーンのスーツに黒の小物を。雅子さまを引き立てる配色バランス

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中東ご訪問の際に、ドーハの美術館へ。地紋の入った生地で仕立てられた美しいグリーンのスーツに、黒の小物をコーディネート。鮮やかな色と黒の組み合わせは当時の雅子さまの定番スタイルで、艶やかなボブヘアとはっきりとしたお顔立ちを引き立てる配色です。アクセサリーは日本を象徴するパールで。赤のリップもアクセントになっています。1994年11月12日、カタール・ドーハにて。写真/The Asahi Shimbun/Getty Images


育樹祭にはスタイリッシュで華やかなスーツで

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ご成婚から約4ヶ月後、第17回全国育樹祭にご出席に。ご公務の内容に合わせた鮮やかなグリーンのスーツに、ピンクの花柄プリントのボウタイブラウスをコーディネート。グリーンのリボンが施された白い帽子もアクセントになった、スタイリッシュで華やかな装いです。1993年10月31日、三重県三重郡菰野町・三重県民の森にて。写真/The Asahi Shimbun/Getty Images


コンサートにはドレッシーなワンピースで

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光沢感のあるワンピースで、オール・ジャパン・シンフォニー・コンサートをご鑑賞に。コンサートにふさわしいエレガントでドレッシーな装いです。胸元のデザインが大人にふさわしいヌケ感を演出しています。アクセサリーはゴールドとパールをコーディネートされ、格式高く。1996年10月1日、東京都港区・サントリーホールにて。写真/毎日新聞社/アフロ