どりあんさんからの質問

Q. 老化の原因は紫外線にあり、と聞きましたが、本当に「紫外線=悪」なのでしょうか?


免疫力を高めるという意味でも紫外線を浴びたほうが良いというのは本当でしょうか? その場合、どのように付き合っていけばいいのでしょうか?

 


教えてくれたのは、アヴェニュー表参道クリニック・太田理会先生

A.私たちの体や肌にも影響を与えてくれるため、上手に付き合うことをおすすめします。


非常に興味深い質問ですね。シワやたるみなどのエイジングの要因に紫外線が影響するというのは間違いないのですが、だからといって「紫外線=悪」というわけではありません。
紫外線を浴びることにより、私たちの体内にビタミンDが作られます。ビタミンDというと、骨を丈夫にすると知られていますが、その他にも免疫力を高めたり、肌や髪にも良いという報告も出ているため、必要不可欠な栄養素なのです。

残念ですが最近はこのビタミンDの摂取が著しく低下していると言われており、カルシウム不足から骨粗しょう症、幼児で重要化すると「くる病」という病気を患うこともあります。子どもだけでなく、大人でも産後すぐや閉経後の女性などもビタミンDが不足するため、この時期は特に注意が必要なのです。

肝心なビタミンDの摂り方ですが、食事やサプリメントなどで摂ることも可能です。ですが、一番手軽に摂る方法は「太陽に浴びること」。
といっても、「長時間、炎天下に居なければならない」わけではなく、手の甲を10分程度太陽に当てるだけで十分。できればUVクリームなどは塗らず、素手の状態で浴びることをおすすめします。
自宅から最寄り駅までの間はビタミンDを摂取し、駅やオフィスについたらUVスプレーでしっかりケアするでもよし、洗濯物を干す時間を有効に使うのもよし。毎日の生活のシーンで、ビタミンDを摂取する時間を見つけてみてください。

PROFILE
  • 太田 理会(おおた りえ)先生・アヴェニュー表参道クリニック藤田医科大学医学部卒、藤田医科大学ばんたね病院、福井県済生会病院にて研鑽を積む。皮膚科、美容皮膚科が専門。丁寧なカウンセリングを通じて、患者の悩みに正面から向き合う診察が好評で、地方から来院する女性も多い。 この人の回答一覧を見る
取材・文/長谷川真弓

 

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