ルパン3世みたいな大人の男になりたい
10代・20代の森崎さんといえば、人なつっこい笑顔が似合うヤンチャな男の子。それが、ここ最近はぐっと表情が引き締まり、男の色気が出てきました。30歳の森崎さんが思うカッコいい大人の男といえば、誰が浮かぶのでしょうか。
「ルパン3世! ルパンってバカっぽいけど、いろんなことを知ってるじゃないですか。エンターテイナーだし、ロマンチストだし、絶対モテる。ガチガチにカッコいいというよりも、ちょっと隙があって飄々としている方がいいなと思う。そういう意味では、僕もいい方向に進んでいるんじゃないかなと(笑)」
「いろんなことを知っているのが大人の男のイメージ」と語る森崎さん。では、最近覚えた新しい知識といえば……。
「赤ワインにもスパーリングがあるんだって最近知りました(笑)。ずっと赤ワインは苦手だったんですけど、この間それを飲んだらすごいおいしくて、これはいけるなと。なんでもランブルスコっていうそうです。って、この名前もさっき教えてもらったばっかりなんですけどね(笑)」
そうやっておどけて笑うところは、親しみやすい「ウィンくん」のまま。男のカッコよさと少年の可愛らしさを同時にまといながら、森崎さんは軽やかに年齢を重ねていきます。
「今の自分に必要なのは、しっかりと結果を出すこと。それが、目指す場所に辿り着くいちばんの近道だと思うから」
森崎さんの目指す場所とは、海外。2018年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビューを果たした森崎さん。次なる目標は、またハリウッドに帰ってくること。そして今度はその手でオスカーを掴むことです。
「この間、平岳大さんが英国アカデミー賞テレビ部門の主演男優賞にノミネートされたというニュースを見て、すごく刺激をもらいました。そうやって海外で勝負している人がいることが心強いですし、僕も早く世界中の人に見てもらえる場所に行きたいです」
付き合っている相手には、弱いところを共有したい
そんな森崎さんのピュアな眩しさと匂い立つ色気が刻みつけられているのが、8月20日発売の『森崎ウィン 30thメモリアルブック-Partner-』。一般書籍としては初となるフォトブックで、森崎さんはシャワーシーンをはじめとした大胆なセクシーショットにも挑戦しました。
出来上がったシャワーシーンのカットを見ながら、森崎さんからはこんな感想が。
「リアルにこういう顔してるときはあるんじゃないかなと思います。ちょっと悲しそうじゃないですか。うちの風呂場にも鏡があるんですけど、たまに見るとしてます、こういう顔」
本人曰く素の表情がたっぷり盛り込まれているベッドでの寝乱れ姿も注目です。中でもお気に入りは、P50-P51のカットだそう。
「すっげえいい表情していますよね。この顔、隣でされたらヤバいんじゃないですか(笑)。笑顔の写真を撮ってもらうことは多いんですけど、いつものそれとは違うというか。なかなかこんな表情見せないですよ。ぜひみんなに見てほしいです!」
せっかくなので、30歳のリアルな恋愛観も聞いてみました。
「やっぱり弱みを見せられる相手がいいですね。甘えられるのも嫌いじゃないんですけど、付き合っている相手には甘えたいし、自分の弱みを共有したい。たぶんそういう弱いところって、友達にも共有できない部分だと思うから。自分のダメなところとか傷つきやすいところとか、全部さらけ出せる相手と一緒に過ごしたい。
だから年上の女性はすごく好きです。甘えられるし、自分よりずっと経験豊富だと思うから、いろいろ教えてもらいたいです(照)」
そう子犬みたいな笑顔で甘えてくるところが、森崎さんのズルいところ。時に艶やかに、時に無邪気に、いろんな表情を使い分けながら、たくさんの人たちをこれからも酔わせてくれそうです。
<書籍情報>
『森崎ウィン 30thメモリアルブック-Partner-』
2273円(税抜) ぴあ刊
80ページを超える撮りおろしグラビアから、これまでの歩みを赤裸々に語ったロングインタビュー、さらに大好きなおばあちゃんとの対談&戦友・清水大樹さんとの対談など、ここでしか読めない企画の数々で森崎ウィンの素顔にフィーチャー。30歳のアニバーサリーイヤーにふさわしいメモリアルブックです。
取材・文/横川良明
ヘアメイク/KEIKO
スタイリスト/添田和宏
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