皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。

 

ファッションを拝見するのも私たちにとって楽しみのひとつです。白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。

コロナ禍でご公務などのお出ましの機会がありませんが、ミモレでは今までの写真を紐解き、雅子さまのファッションに注目。知性とエレガンス、そして華やかさがバランスよく表れた、世界に通用する現代の新しい皇后像が反映されているのです。


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ミルクティーのような色合いのベージュのセットアップは、柔らかな生地で優しい印象。カーディガンタイプの羽織りにはパイピングが施され、アクセントになっています。お召し物と同色のシフォンのスカーフ、手袋とパンプスもワントーンでまとめられた一方、素材をミックスすることで立体的なコーディネートになっています。第33回国民文化祭・おおいた2018「おおいた美術散歩 OPAM&豊の国」、第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会「障がい者アートの祭典」。2018年10月6日、大分県大分市・大分県立美術館にて。写真/Kyodo News/Getty Images


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

構成/片岡千晶(編集部)

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