40代からパリ生活を始めた無類の食いしん坊・井筒麻三子が、「のんびりゴロゴロしていても、美味しいものが食べたい〜」と考え出したレシピ連載がスタート! 簡単なのに、小洒落た美味しいものが作れるから、お料理が苦手な方、「今日の献立を考えるのが面倒」という時にこそ、ぜひ作って欲しいお料理揃いです。今回は、すでにミモレ読者でも「作りました!」「我が家の定番になってます♪」という声も多い、生クリームナシ、全卵で作る、失敗知らずなカルボナーラの作り方です。

 
 

簡単すぎる!おしゃれで美味しいGOROGORO KITCHENレシピ集はこちら>>


こんにちは、エディター&ライターの井筒麻三子です。大人も子供も大好きなカルボナーラですが、意外と「以前作ったら、卵がモロモロになってしまった」とか「生クリームが家にないから……」と、家で作るのを敬遠する人が多いようです。いやいやいや〜! そもそも本場イタリアのカルボナーラでは、生クリームは入れないそうです。そして卵がモロモロになるのは、熱の入りすぎが原因。こちらのレシピでは、生クリームを使わず、とろ〜りクリーミィに仕上げるためのコツを、あちこちに盛り込みました。ちなみに、卵の黄身だけで作ると濃厚で色も美しく仕上がるのですが、白身だけを残すのは面倒ですよね……。おうちごはんなら、楽ちんな方がいい! という事で、全卵をまるっと使っちゃうところも、ポイントです。材料さえあればいつでもパパッと作れるので、今日のお昼や夜ごはんに、いかがでしょう?

濃厚カルボナーラ


 材料(1人分)

・卵 1個
・パルミジャーノ・レッジャーノ チーズ 20g(すりおろす)
・オリーブオイル 大さじ1
・ベーコン 40g
・にんにく 1/2片
・白ワイン 大さじ1
・出汁醤油 小さじ1弱(お好みで)
・パスタ 80〜90g
・水 2L
・塩 小さじ1弱
・胡椒 適量

 作り方   

1 卵をボウルに割り入れ、すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノチーズ、胡椒を加えて、全体をよく混ぜる。

 

2 水に塩を加えて、沸騰させる。

3 にんにくは粗めのみじん切り、ベーコンは厚めに切る。

4 フライパンを中火にかけ、オリーブオイルを入れ、ベーコンを炒める。

5 ベーコンが色づいたら弱火にし、にんにくを加えて炒める。

 

6 にんにくが色づいたら白ワイン、出汁醤油を加えて混ぜ、火を止めておく。

7 湯が沸騰したらパスタを袋の指定時間通り茹でる。

8 パスタが茹で上がる1分前から、フライパンを温め直しておく。

9 お皿にパスタの茹で汁を加え、温めておく。

10 パスタを、茹で汁は捨てずにざるにあげ、フライパンに入れ、サッと炒め合わせる。

11 10を1のボウルに入れ、素早くかき混ぜる。

 

12 卵液がゆるい場合は、ボウルを残しておいた茹で汁につけて湯煎し、とろみがつくまで混ぜる。

 

13 9の皿の湯を捨て、パスタを盛りつけ、胡椒を振ったら出来上がり。


「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエストも、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方は、ぜひぜひお教えくださいね〜(インスタ写真@mamigorotaをつけて頂いたら、ストーリーズにUPさせていただきます〜♪)。
ではまた来週土曜日に、お会いしましょう〜!


簡単すぎる!おしゃれで美味しいGOROGORO KITCHENレシピ集はこちら>>

撮影/Yas
この記事は2020年9月26日に配信したものです。
mi-molletで人気があったため再掲載しております。

 

関連記事
おかわりしすぎに注意?!「とうもろこしとカマンベールの炊き込みご飯」>>

皮はパリッ、肉汁ジューシィな「パリパリチキンステーキ」>>

前回記事「おかわりしすぎに注意?!「とうもろこしとカマンベールの炊き込みご飯」」はこちら>>