脚やせに根性はいらない!!


脚やせに必要なのは、正しい骨の配置とそれを支える筋肉の改善です。 

やみくもな筋トレよりも、まずはかたくなり、クセのついてしまった筋肉をリリースしてしなやかな筋肉を育てることが、美しいシルエットとボディを保ち続けるための最強のトレーニングなのです。 

そしてもうひとつ、きれいな脚のラインを作りたいなら歩き方を常に意識すること。足裏をきちんと使い、一歩踏み出すときは脚のつけ根から太ももを上げる意識を持つことです。日本人の多くは、太ももの筋肉で脚を上げて歩いていますが欧米人は腸腰筋(ちょうようきん)、つまり、お腹と腰の深いところにあるインナーマッスルを使って歩いているため、下半身太りになりにくいと言われています。日本人特有の下半身太りの原因はここにもあるのです。
 

 

体を正しいポジションに戻し、 歪みとむくみをなくすことが美脚への最短ルート 


皆さん、自分の体の歪みって自分では分からないですよね。 
歪みとむくみをなくすために必要なのは、体の土台である足をケアして整えることと、正しい姿勢を体に覚え込ませることです。 

足のケアとは、足にある28個の骨をゆるめて足裏の筋肉をリリースすること。そうすることによって足裏の土踏まずのアーチが蘇り、体のバランスがとれ、全身を支えやすくなります。足の裏でしっかりと地面を捉える感覚が感じられれば、ストレッチの効果も格段と上がります。 

 

正しい姿勢は壁にかかとをつけ、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨、後頭部が壁につく状態。腰は壁との間にこぶしがひとつ入るようにお腹と腰を意識し、引き上げてみてください。結構キツイですよね。そう、これが脚を上げるときに使う、お腹と腰のインナーマッスル……腸腰筋(大腰筋・小腰筋・腸骨筋の3つ)なんです。ここを使わないでいると正しい姿勢を保てず、骨のバランスが崩れ、体は歪み、むくみを引き起こしてしまうのです。

 

歪んだままの体ではどんなにトレーニングをしてもよい効果は得られないの で、まずは体を正しいポジションに戻しましょう。