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仕事で1泊カンヅメ日記「今こそホテルで自分のための非日常を」

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6:00
起床。
ホテル滞在の際は就寝前にカーテンを開けておいて朝日で起きるのが大好きです。

 

6:30
ホテル近くの京都御苑を散歩。
秋が近いのか気持ちの良い虫の音に包まれました。爽やかな余韻のまま戻って刺繍再開。

 

9:30
遅めの朝食へ。ブッフェは未再開で、内容たっぷりのアメリカンブレックファーストをいただきました。(おかわりを勧めてくださいましたが満腹……)

10:30
作品の完成は間近。チェックアウトまでに完成できるかも?!という望みが出てきてラストスパートに入ります。

14:00
何とか最後まで繍い上がり完成。チェックアウトをすませ、ステイの締めにラウンジでお茶をいただきました。

 

15:00
帰宅。幼稚園のお迎えに間に合いました。


仕事と欲望を詰め込んだ24時間を終えての感想は「チャンスがあればまた行きたい」。
完全にはまってしまいました。生活から切り離され衣食住は満たされた空間は作業に集中するのに最適でした。
お仕事に限らず「この本を読み切る」や「編み物をする」など一つの目的を持って泊まってみるのも楽しいと思います。
京都ブライトンホテルの女性の総支配人さんも「女性は母、妻、嫁、仕事人と何役もこなしている方が多いので誰かのためには何もしなくていい、自分のためだけのステイはおすすめです」とおっしゃっていました。(良いステイをありがとうございました!)

遠くには行きづらい現状ですが、ひとときの非日常を買うのはいかがでしょうか。ちなみに今月は夫が一人外泊予定。新しい世界にはまだ慣れませんが、生活を守るため息抜きも加えていきたいと思います。

 

<歩さんの義父、長艸敏明さんの書籍はこちら>
『繡えども繡えども』

著者 長艸敏明
A24判 192ページ/ 講談社

長艸敏明氏は歩さんの義父。刺繡作家、京繡伝統工芸士である氏の作品集が出版されます。着物や帯のほか、季節ごとのしつらえや婚礼衣装などの祝い着、祭事の修復や復元まで京繡の第一人者である著者の“刺繡の力”を堪能できる100点を掲載。

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