【アウトドアファッション編】タウンユース+αで

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ーーー続いては、キャンプに行く時のファッションについて教えてください。

斉藤さん「アウターはザ・ノース・フェイスのゴアテックスジャケットやパタゴニアのクラッシックレトロXを長年愛用しています。靴は、夏ならTevakeenのスポーツサンダルですね。最近のお気に入りはザ・ノース・フェイスのタウント ミッドゴアテックスブーツです。防水なので釣りや川遊びにも対応できますし、雨の日のロケにも最高なんです」

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夏に活躍するkeenのサンダル
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パタゴニアのジャケット、クラシック・レトロXとザ・ノース・フェイスのブーツ、タウント ミッド ゴアテックス

ーーー現地で着るのにワンピースなどは持っていきますか?

斉藤さん「私はパンツ派なので持っていかないですね。子供とも思いっきり遊びますし、汚れることを気にしたくないので。

 

ただ、機能性だけを求めて全身本気のアウトドアブランドで固めるよりも、日常の生活にも馴染むものがいいなと。そんな思いもあり、今ディレクションしているN.O.R.C by the lineでは長時間穿いても疲れないデニムを作りました。柔らかく動きやすく扱いやすいこと、子どもとの公園遊びやキャンプなどの遊びのシーンにガンガン穿けるようなデニムにこだわっています」

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太ももまわりがゆったりとしたテイパードシルエットのデニムは座ったり立ったりが多いキャンプに重宝。2色展開で税別¥16000/N.O.R.C by the line
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キャンプでも暖かくおしゃれに着られる、柔らかな裏毛パーカ。5色展開で税別¥11000/N.O.R.C by the line

ーーーキャンプに穿けるデニム! ご自身のブランドにもキャンプ愛が反映されていてすごいです。福田さんのこだわりも教えてもらえますか?

福田さん「私も、全身アウトドアブランドにはせず、普段のカジュアルベースです。レインウエアと足元だけちゃんとしていればOKだと考えています。ザ・ノース・フェイスのジャケットかポンチョを羽織って、足元は夏はサンダル、冬は長靴。ブランドストーンのサイドゴアブーツを愛用していますね。キャンプ場ではテントの中と外を行き来することが多く、ブーツの脱ぎ履きが大変なので、靴下を履いたままでも履けるタイプのビルケンシュトックEVAシリーズ(撥水&軽量タイプ)が便利です」

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ーーーおふたりとも、街着の延長線上にアウトドアファッションがあるのですね。

福田さん「私はキャンプの帰りに街に観光に行くことも多いので、ジャケットを着替えるだけでそのまま街も歩けるタウンユースの服の方がいいんです!」

キャンプは、生涯楽しめる最高の遊び

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福田さんのキャンプ風景

ーーーいろいろ教えてもらいありがとうございました! 最後におふたりが感じるキャンプの魅力について教えてください

斉藤さん「キャンプは、都会での生活の中で見落としているものに気づかせてくれます。普段暮らす文明の中から抜け出せるのがキャンプの醍醐味。暗くなったら寝る、明るくなったら起きる。常に自然とともにある。大人も子どもも体験学習ができる最高の遊びだと思います」

福田さん「日々都会で働いていると、たまに無性に自然を欲するときがあります。“自然を感じに行ってそのまま泊まってきちゃった”くらいの気軽さで出かけられるようなキャンプでも、十分リフレッシュになる。私は、春と秋のキャンプが好きで、特に自然の中で読書をするのが最高の贅沢!」

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花火を楽しむ斉藤さんファミリー

斉藤さん「キャンプは年齢に関係なく楽しめるし、生涯できる趣味。ゆっくり読書をするような大人キャンプも素敵だし、年齢を重ねたら孫とも来れる(笑)。特に今は、ロッジがある施設があったり、キャンプの選択肢も広がっているので、自分が自然の中で何をしたいのかを考えれば、いかようにも楽しめると思います。ぜひ多くの人にキャンプを好きになってほしいです!」


取材・文/宮島麻衣
構成/片岡千晶(編集部)



 

前編「達人に聞く!おすすめキャンプ場とアウトドア料理【スタイリスト斉藤くみさん&福田麻琴さん】」>>

 
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