先日、大草ディレクターの連載で発表された11月13日に発売になる新刊本。内容はファッションではなく、生き方について。これまでも、連載やイベントなどで折に触れ、仕事観や家族観を話されていましたが、1冊の本になるのは初めてのこと。思い立ったら即実行のミモレらしく、春頃に企画がスタートして約半年で完成しました。
どんな生き方本かといえば、読めば生きるのがラクになる本。そして、ラクに生きられる自分になるためにどうしたらいいのかが示されています。また、この本は、大草ディレクターの過去・現在・未来がわかる本でもあります。その人生の中で気づいたこと、大切にしていることを教えてくれます。
たとえば、小学校4年生のときに不登校になり悟った「逃げてもいい」ということ。念願だった編集者になったのに3年で会社を辞めたときに自覚した「飽きたことを続けるのが一番怖い」ということ。多くのメディアの関わる中で実感した「枠にとらわれなければラクに生きられる」ということなど。
いつも明るくパワフルに私たちを導いてくれる大草ディレクターですが、過去には人を羨ましがったり、比べて落ち込んだ時期もあったのだとか。そして、今の大草ディレクターの生き方は、生まれ持ったものではなく、長年の自分軸で考える練習を繰り返したことによって、できるようになったことだとわかります。
さて、肝心の本のタイトルは『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』。ネガティブに捉えがちな“飽きる”という言葉ですが、実は“飽きる”は大草ディレクターの最大の強み。そのことに気づいたのは、この本の編集担当でもある川良編集長です。
大草ディレクターと仕事をしていく中で、「この軽やかさ、決断力、そして変わっていくことを恐れない姿勢はどこから来るのだろう?」と考え抜いた結果、正しく“飽きる”ことこそが、大草ディレクターの原動力だと気づいたのだそう。
では、ここで目次をお見せしましょう。
ページ数は全208ページ! そう聞くと読むときに身構えてしまいそうですが、大草ディレクターが話しかけてくれるような文章なので、スムーズに読むことができます。
仕事のことはもちろん、家族のこと、これからの時代のことなど、さまざまな角度から”ラクに生きる”方法を提案。目次を見ていただくとわかるのですが、この本はミモレ世代の女性だけでなく、男性にも若い世代にも読んでもらいたい内容になっています。
特に2020年は誰も経験したことのない1年になり、今後もどうなっていくのかわからず不安なとき。そんなときだからこそ、新しい時代の軽やかな生き方を指南してくれる『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』がきっと役立ってくれるはずです!
『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』
発売日:2020年11月13日予定
定価:本体1300円(税別)
サイズ:四六判 208ページ
「飽きる勇気」があれば、⼈⽣はもっと豊かになる! 商品開発やイベント出演のオファーが絶えない人気スタイリストで、ブランドコンサルタントとしても活躍する、⼤草直⼦ミモレコンセプトディレクター。時代の転換点を⾒据え、「変化することを恐れない軽やかな⽣き⽅」のコツを指南します。
飽きることも、変わることも、
自分を愛することも、全部わがままじゃない。
「今の仕事・生き方でいいのかモヤモヤしている」「いつも人と比べてしまう」「子育てに自信がない」など人生に悩むすべての人がラクに生きられるヒントが満載の一冊です。
Comment