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ベースメイクはいつもの7割でいい! 魅力的な顔になれる「ディファインメイク」のスゴイ効果

コンプレックスやエイジングをカバーするためでなく、誰かのようにカモフラージュするためでもない。「大人は外見より中身!」と断言するメイクアップ・アーティスト、水野未和子さんが提案するのは、自分自身の延長線上にある唯一無二の美しさをディファイン=明確に際立たせるための「ディファインメイク」です。このメイクに女優やモデルを始め、多くの女性たちが夢中になるのは、いったいなぜ……? 
そこで、ディファインメイクの秘密を探るべく、水野さんが上梓した『ディファインメイクで自分の顔を好きになる~“私だけの魅力”が絶対見つかる自己肯定メソッド』  (講談社刊・2020年10月30日発売予定)から、そのエッセンスを紹介する連載をスタート!
その第一回は、「光と影と血色で、立体感と生命感を際立たせる」。自称「メイク音痴」のミモレ編集部・松崎育子が、ディファインメイクのスゴイ効果を体験します。

記事の最後には、水野さんの出版記念オンラインイベントのお知らせもあります。ディファインメイクに使う、計12000円相当のコスメが付いてくるというすごい内容なので、ぜひチェックを!

 

水野未和子(みずのみわこ)
メイクアップアーティスト。オレゴンに留学後、イギリスに渡り、LondonCollege of Fashionでメイクアップを学ぶ。卒業後、フリーランスのメイクアップアーティストとしてロンドンでキャリアをスタートし、帰国後は多くの雑誌や、KOSE、POLAなどの広告、CMなどを手がける。人によって違う、その人だけの魅力をディファイン(明確に)するメイクに定評があり、数々の女優やモデルが厚い信頼を寄せる。3rd所属。
Instagram:mizuno.miwako

 


フルメイクしていっても、「ちゃんとメイクして」と言われる編集・松崎のセルフメイク

 

見ての通り、色白の肌にはっきりとした目鼻立ち。なのに? いや、だから? メイクには無頓着と語る、松崎さん。

「私がメイクに対して求めているのは、欠点を隠すこと。目尻側半分の薄い眉を描き足し、クマとシミを隠すため。私にとってはそれがメイクする最大の理由で、それさえできればまあいいか、という感じなんです。
というのも、私のクマ、というか色素沈着はまぶたにも及んでいて、とにかく目の周りが真っ茶色(!)なので、アイシャドウもやりようがないし、若い頃からメイクで遊ぶ、みたいな発想がほとんどなかったので。
ある程度欠点を補ったら、口紅で色を足して、はい出来上がり! という『最低限』派です」

自分ではフルメイクのつもり、でもまわりからはノーメイクに見られるという毎日なのだそう。


メイク下手でもこれならできる!
ディファインメイク・ベース編


1 ベースメイクは7割でいい
2 その代わり、ハイライトとシェイディングを!
3 チークの血色は生命線

 
 

そんな松崎さんを水野さんはこう評します。
「もともと典型的な美人顔であるのに加え、背が高くてバランスもいい、服の着こなしもきちんとしてる、それに、頭もよさそう! 『できる人』って印象なんですよね。裏を返せば、『隙』がないように見えて、まわりからはクールな印象に映る気がするの。
そこで、松崎さんがもともと持っている立体感を光と影で掘り起こしてメリハリを強調したうえで、血色を足して生命感を強調、生き生きとした『人間らしい』印象に仕上げたいと思います」

水野さんが提案するディファインメイクは、顔にある色を使って、光と影で顔の立体感を掘り起こし、血色で生き生き感を仕込み、パーツを際立たせるメイク。その準備としてのベースメイクは、7割に抑えるのが鉄則だそう。

「ディファインメイクの場合、ベースメイクは『光や影、血色がきれいにのりやすい肌を作る』ためのもの。なるべく層を作らない、分厚くしない。健やかな肌のトーンや質感に『補整する』と心得て。ファンデーションは、指だけで塗るのでなく、スキンケアアイテムをのばすように手のひら全体でしっかりと広げること。そして、水で湿らせて硬く絞った大きめのスポンジで肌の上からぎゅっ、ぎゅっと押し込むようにして、ファンデーションと肌を一体化させることがこのメイクを成功させる秘訣です」(水野さん)
 

顔の立体感を掘り起こす、光と影を味方に!

 

「まず、奥に引っ込ませたい部分に、影=シェイディングを入れます。次に、チークをふわりと纏わせて、血色を足します。そして、手前に浮き立たせたいところにハイライト=光を入れます。
仕上がりはとても自然なのに、日中の自然光でも、オフィスの蛍光灯でも、ディナーの間接照明でも、どんな光の下でも、光が集まり、影が落ちて、その人の立体感が際立つんです。
そして、松崎さんの場合、キーとなるポイントはチーク。クールな印象に見えがちなので、そのイメージの反対の要素、つまりはポップなピンク色のチークカラーで血色を足しました。
ねっ、温度や湿度が感じられてなんだか、生き生きとして見えませんか?」(水野さん)

その効果にいちばん驚いたのは、当の松崎さん。
「ひと言で表現するなら『私、イケてる!』(笑)。撮影が終わったあと、偶然目の前にあった鏡に、イメージする自分より100倍生命力がある人が映ってた! クールな印象に見えていたのは意外だったけれど、確かに私、もともと血色がないのに、チークを塗ってない……。こんなに印象が変わるなんて、びっくりです」(松崎)

小顔に見える、リフトアップして見える、そして何より、元気そう、楽しそう、幸せそうに見える! 
「姉がこの顔を見て『これいつもの育子の顔だよね。ただ、美人オーラが出てる』と褒めてくれて。『ああ、これがディファインってことだ、未和子さんスゴイ!』と改めて思いました」(松崎)
 

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