クローゼット収納において、収納ケースは必須アイテム。備え付けの引き出しがないクローゼットでは、どのメーカーのどのサイズを選ぶかで、クローゼット全体の印象も決まってしまいます。何となく買い足していったら、サイズもバラバラ、もったいないデッドスペースができてしまった……という人も少なくないはず。そこで、今回は収納ケースを選ぶポイント、オススメの収納ケースをご紹介します。衣替えのタイミングで、収納ケースも見直してはいかがでしょうか。
【収納ケースを選ぶ際の3つのポイント】
1.クローゼットの採寸は細かく正確に!
クローゼットに合う収納ケースを探す時にもっとも大切になってくるのが採寸です。この時、気をつけてほしいのが、外寸、内寸、その他出っ張る部分などをきちんと確認すること。「引越し先の図面だけを見て、ぴったり合うサイズ選んだと思ったものの、内寸を確認しなかったので入らなかった」などもよく聞く失敗です。以下、必ずチェックしたい項目です。
check!
・クローゼットの内寸
・収納ケースの外寸
・キャスターを付けた時の高さ
・扉の蝶番の場所(出っ張りが引き出しの邪魔にならないか)
・扉、ドアの厚さ(引き出しの邪魔にならないか)
開閉に問題なければ、クローゼットぴったりに収納ケースを配置してもいいのですが、サイズに余裕をもたせた方が、購入した後トラブルになりにくいです。
2.畳んだ後の服のサイズに合わせる
クローゼットスペースにぴたりはまる収納ケースでも、そこに入れる服のサイズと合わないと本末転倒。まずはどの服を入れるのか、精査することが大切です。下着、肌着を収納するだけなのに、高さがあったり奥行きが深いとスペースの無駄使い。大は小を兼ねるとばかりに、大型ケースを用意してしまうと、中身が整理できなかったり、無駄な空間ができてしまったりすることもあるので、まず何をどんな状態で入れるのかと考えましょう。
●下着、肌着・靴下、子ども服
横幅、高さをおさえ、小さめのサイズの収納ケースを組み合わせると、アイテムの分類がしやすい。
●Tシャツ、トップス
重ねて収納するか、立てて収納するのか。またどのような畳み方で収納するのか考え、実際に畳んだ際の高さや奥行きに合わせたサイズを選びましょう。男女、大人と子供で服のサイズは違うため、それぞれが必要とするスペースがどのくらいか考えることが必要です。トップスは高さ20〜23cm程度あれば、きれいに収まります。
●ニット
ハンガーに掛けると型崩れするものやかさ張るものは、深めの収納ケースで管理。1ケースに入れる枚数を少なく見積もり、取り出す時に引っ掛けたりしないよう、余裕をもって収納するのがオススメです。
3.色、デザインを統一する
クローゼットの見た目の印象を左右するのが、収納ケースの色とデザイン。中身が判別しやすい透明か、スッキリとした印象の白か。プラスティックの無機質さよりも木目の暖かさか。今は収納ケースの選択肢も多いので、クローゼットの内装の壁紙や床の色をヒントに、合う色やデザインを決めてみるといいかと思います。
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