こんばんは。編集・川端です。「真夜中の読書会」第31夜をお届けします。
今夜は、私の友人からのコメント「最近、集中力がなくて、長い文章が読めないよ」という現象をテーマにお話ししています。私自身も「話の途中で別のことを考えちゃう現象」に悩まされているのです。
現代は、こころとからだが分離して、どんどん人格が断片化して、一貫性を保つのが難しくなっていると解説しているのが臨床心理学者・大山泰宏先生の『日常性の心理療法』。
相次ぐ震災や自然災害、そしてコロナがもたらした「当たり前の日常」の崩壊は、私たちを変化ではなく、恒常性(もとに戻す)を求める方向に強く作用したのかもしれません。
私もこの難しい心理学の学術的な本を、集中力を持って最後まで読めてないので安心してください……。断片的に読みました。
<今夜のトークテーマ>
・こころとからだの分離
・SNSごとに分離した断片的な人格
・きちんと「おどろく」ことの大切さ
【第31夜】集中力が続かない、長い文章が頭に入ってこないときに
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<今夜の貸し出しカード>
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<次回>
10月28日(水)22時配信予定
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撮影/塚田亮平
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