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田村淳さん、オワコンと言われた私にこれからの生き方を教えてください!【青木さやか】

 

タレントの青木さやかさんが「誰しも45歳で一度オワコンになる」をテーマに、人生を変えてくれた恩人と対談する新企画が始まります。記念すべき一回目のお相手は、青木さんが芸能界から離れようと思った時に引き留めてくれたという、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんです。

テーマは「40代、次なるステージの見つけ方」。人生折り返し、なんとなく先も見えてきた。それでいいのだろうか。私の人生、このまま終わっちゃうんだろうか? そんな漠然とした不安や迷いを抱えている人にとって道標となる言葉を、47歳のお二人から聞くことができました。
 

 

はたして自分は“オワコン”なのか?
どちらでもいいと割り切れない複雑な思い。

 

田村淳さん(以下、田村):前に会ったのは半年くらい前、『ロンハー』のドッキリだったよね。しかもこの場所で。

青木さやかさん(以下、青木):はい。『ロンハー』さんがロケをやっているところに、私がたまたま打ち合わせで現れて。

田村:普通、出演するはずじゃない番組がロケやってたら近づかないのに、番組から強引に「絡んで」って言われて、不自然に入ってくる青木さやかを見学してるみたいな(笑)。

青木:恥ずかしいやら有難いやらという気分を久しぶりに味わいました(笑)。今日は、淳さんにいろいろお聞きしたいことがあります。

田村:何でもどうぞ。

青木:今回のテーマは、私がある人に「オワコン」と言われた、という話から始まってるんです。言われた時はショックもあったけど、でもまずは、人からそう思われているこの現実を認めてみようと思ったんです。「オワコンじゃないわ!!!!」って怒るのも、なんだかおかしな話ですし。

田村:全然おかしくないよ。「オワコンじゃないわ!」でいいんじゃない?

青木:そうですか……。言えなかったなぁ。「仕方ないから、まずは認めようと思ってる」と、この企画の打ち合わせで話したら、編集部のみなさんも、オワコンという言葉に思うところがおありだったようで。自分はオワコンなんだと認めるところから、もしかしたら第二の人生は始まるのかもしれないですね、と。

 

田村:“オワコン”の捉え方が、潔いよね。一回腹を切って、ゼロからやろうとする感じが、すごく青木さんぽい。でも、俺の中では、青木さやかは終わってるんじゃなくて、新しい人生を、自分の軸で歩み始めてると思ってるけどね。自分が主軸で生きてる限り“オワコン”にはならないんじゃない? 圧倒的な収入と影響力を手にしても、まだテレビだけやり続けようとする先輩たちのほうが、よほど終わってると思う(笑)。だから俺は、ある程度まとまった稼ぎができて次の人生を考えた時に、自分がやりたいことをやろうと決めたんだよね。

青木:淳さんに、そう言っていただけるのは嬉しいです。でも、周りが私をオワコンだと思うなら、それでもいいのかなって。オワコンなりの生き方もあるというか。「私、オワコンなんで」と自虐的に言ってしまう、ある種のラクさもあるじゃないですか。でも、そこから脱却したい、次に進みたいという気持ちもゼロではない。そんな人には、どんなふうにアドバイスしますか。

田村:「私はオワコンだ」って自分で認められるってことは、すでに“終わった/始まった”の概念を取り払えてるってことだから、精神的にはラクなんじゃないかな。ただ、オワコンと言われて嫌だと感じるなら、それは苦しいよね。