フィット&フレアーのザ・プリンセス・コートは米国、CH キャロリーナ ヘレラ!

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コート/CH キャロリーナ ヘレラ クラッチ/マルベリー 靴/トッズ 写真:Splash/アフロ

2016年のカナダツアーでデビューしたのが、こちらの赤いコートです。
丸みのある襟にダブルブレスト、分量のあるフィット&フレアーが、まさにプリンセスらしいデザインですね。
この一枚だけで、簡単に華やかなロイヤルスタイルが完成する”ドレスコート”というものが、キャサリン妃の定番となっていきます。
“着るだけでアガる”。まさに、そんな気分になれるコートですね。

だからこそ、他はなるべく控えめに、そしてシンプルに。同系色のボルドーのスエードの靴やクラッチで、シックに抑えられています。
コートの華やかさを、クラシックな小物で引き締めていらっしゃるところが、とてもお上手ですね。

この後着回しの際には一転して、黒のタートル+黒のタイツ+黒のロングブーツで、メリハリのあるスタイリッシュなコーデも披露されています。
赤コートの基本コーデは、+ヌーディー、または+黒、というのがキャサリン妃流です。

 

未来の王妃のマスト!ミリタリーテイストのコートは、ダイアナ元妃の愛用デザイナー

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コート/キャサリン・ウォーカー 写真:ロイター/アフロ

いずれ英国軍を率いる立場の夫を持つキャサリン妃にとって、ミリタリーテイストのコートはマストです。
色は華やかな赤、そしてシルエットもフィット&フレアーにすることで、凛とした美しさとロイヤル感が漂うコートスタイルが完成。

またミリタリーのテイストを取り入れることでスタイリッシュな印象にもなるので、私達の場合は、お帽子は無しで(笑)。黒の洋服や小物で引き締めれば、むしろモードな着こなしになるでしょう。
またミリタリー系でもフィット&フレアーではなく、ストレートなシルエットであれば、パンツとも合いますので、よりコーディネートの幅も広がるでしょう。
また、シャープなデザインだからこそ、色は華やかな赤にするとお洒落感がアップします。

今や英国伝統的ロイヤル・スタイルに欠かせないデザイナー、キャサリン・ウォーカー

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コート/キャサリン・ウォーカー クラッチ/マルベリー パンプス/ジャンヴィト・ロッシ ヘッドバンド/ジェーン・テイラー 写真:WENN/アフロ

2018年のクリスマスの日のキャサリン妃ファッションがこちらです。
この時といえば、初めてメーガン妃と一緒にクリスマス礼拝に出席された時でした。そして、記憶に新しいところで、今年3月にも、メーガン妃夫妻との最後の公務でお召しになっていたのもこのコートでした。

赤のベースにダブルブレスト、フィット&フレアーとキャサリン妃の定番の条件に加え、襟や袖口、ボタンがベルベットと、異素材で華やかにアクセントがつけられたデザインとともに、英国の伝統的コートといえるでしょう。

色違いでも似たデザインをお持ちだったり、またジョージ王子やシャーロット王女も似たデザインのコートを愛用されていることからも、キャサリン妃ご一家にとっての代表的なロイヤルコートです。

一枚でサマになり、ロイヤル風。キャサリン妃のように、ヘアバンドなど小物でトレンドを入れて、新鮮さもプラスすれば、永遠に活躍しそうです。


このように時系列で見ていくと、同じ赤でも進化がうかがえ、徐々にロイヤル感のあるデザインへと変化していることがわかりますね。皆さんの好みはどちらでしょうか?

最後のキャサリン妃画像もクリスマス当日のものでしたが、街がクリスマスムードに包まれると、キャサリン妃のファッションは、赤やグリーンのクリスマスカラーの洋服が多くなります。
最新のコートが、再び着回しされる可能性も大です。

コロナ禍で、例年よりも外出の機会が減ってしまうとしても、せめて自ら気分をあげたいもの。
そろそろ冬の足音が聞こえてくる今、温かさと元気をくれる新コートをお探しの方は、是非キャサリン妃を参考にしてみて下さい。

構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)

 

前回記事「キャサリン妃が話題のZARAの姉妹ブランド「マッシモ・ドゥッティ」を愛用する理由」はこちら>>

 
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