女優、歌手として多くのファンを持つ柴咲コウさん。そんな彼女が忙しい毎日の合間を縫って、とくに力を入れているのが自然環境の保護活動です。2018年には環境省の「環境特別広報大使」に任命され、世界に向けて日本の国立公園の魅力を紹介するなど、環境に関するさまざまな活動を展開。今年(2020年)3月に開設したYouTube柴咲コウ公式“レトロワチャンネル”の中でも「アースコンシャス」というテーマを設け、地球に優しいライフスタイルの発信をスタートしました。チャンネルの登録者数は2020年10月現在、約22万人。「レトロワチャンネルへようこそ!」と題された初回の配信では「大好きな自然を考えたときに、この環境はどのように守られているんだろうと日々、思いを巡らせています」と、語っています。
自然を愛する気持ちから、環境保護への意識を早くから持っていた柴咲さん。その彼女が「サステイナブルで優しい服」をテーマにしたブランド“ミ ヴァコンス”をプロデュースしていることはあまり知られていません。
柴咲さんが“ミ ヴァコンス”を立ち上げたのは「環境特別広報大使」就任と同じ2018年。服のブランドを手掛けるきっかけは、ファッション好きが高じてというよりむしろ、ファッション産業が環境に与えている負荷の大きさを知り、何か自分のできることで環境保護に貢献したいという気持ちが先だったそう。フランス語で「私の休日」を意味する“MES VACANCES(ミ ヴァコンス)”は、“サステイナブルで優しい服“をコンセプトに掲げ、「旅をするように暮らす、暮らすように旅をする」という、調和したライフスタイルをイメージしたラインアップを展開しています。
その“ミ ヴァコンス”が2020年10月28日(水)~11月3日、伊勢丹新宿店に期間限定ポップアップストアをオープン。普段はオンラインストアでの販売をメインとしている“ミ ヴァコンス”の服に直接触れることができます。
デザインはシーズンごとにがらりと変わるのではなく、季節や一過性の流行にとらわれずに長く着られるものを提案。立ち上げから3年を経てアイテム数も増え、充実したコレクションになっています。
各アイテムがどんな点で環境に配慮しているかがひと目でわかるようにエシカルアイコンを導入しているのも特徴。これは、オンラインストアの商品ページに掲載されています。
バッグやコスメなど、ウエア以外にも環境に配慮した商品が並びます。
商品タグは森林を守るFSC認定紙、ブランドのネームタグにはオーガニックコットンを使用するなど、細部まで徹底してサステイナビリティにこだわった“ミ ヴァコンス”。服との出会いが「地球の環境や生態系を考える」きっかけになってほしいという想いと、本格的なものづくりの姿勢が感じられるブランドです。柴咲コウさんの環境と真摯に向き合う活動、3年目の挑戦に心から拍手を送りたい。すっかり“ミ ヴァコンス”のファンになってしまった伊勢丹新宿店のポップアップストアでした!
会場:伊勢丹新宿店本館2階=イーストパークプロモーションスペース
お問い合せ先/ MES VACANCES(ミ ヴァコンス)support@mesvacances.jp
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