ヘアライターさとゆみ(佐藤友美)がチェックする、ニュースな女性たちのヘア&メイク。今回は、話題の金曜ドラマ『恋する母たち』、三者三様の主演女優さんのヘアチェック!

 
【ドラマ解説】
都内の名門校に息子を通わせる3人の母親たち。 主人公・石渡杏(木村佳乃)は、ある日突然、夫が失踪し、その後シングルマザーとして息子を育て、有名進学高校に入学させた。
林優子(吉田羊)は、主夫の夫と高校生の息子を養うキャリアウーマン。実は息子が引きこもりで不登校であることに悩んでいる。
蒲原まり(仲里依紗)は、弁護士の夫を持つセレブ妻。しかし、夫が不倫をしていることに気づいていながらも、問い詰めることが出来ずにいる。
一見幸せそうでありながら悩みを持った3人は、夫とは別の男性との恋に落ちていく。
 



三者三様の女優さんの役柄を髪でもキャラづけ


ヘアライターのさとゆみです。

やっほー。
みなさんお元気ですか。
元気に恋してますか。

いやー、『恋する母たち』
久しぶりに「きましたね!」という感じの、私たちのためのドラマですよん。

原作が柴門ふみさん
脚本が大石静さん
主題歌が松任谷由実さん
といったらもう、完全に私たち世代にど真ん中ですよね?

主演は、木村佳乃さん、吉田羊さん、仲里依紗さんの3人の母親。
今のところ3話まで放送されているのですが、テンポ良く、みんな順ぐりイイ感じに恋に落ちていて、どきどき&きゅんきゅんの展開です。

この『恋する母たち』、柴門ふみさんが連載をスタートした直後からドラマ化が検討されていて、何度もキャスティング候補が柴門さんに送られてきてたのだそう。
最終的には、柴門さんが「これ以上ない役者さんで演じてもらえる」とおっしゃったくらい、納得のキャスティングでのスタートとなったそうです。

と、いうわけで、さっそく、ヘアチェックしていきましょう!
今回の3人の髪型設定、なるほどなあーって感じなんですよ!
 

【杏・木村佳乃さん】前下がりではなく水平のミニボブが好感度!


主人公の木村佳乃さんは、ある日突然、夫に捨てられる役。
夫が失踪した直後は、悲しいほどの老けヘアメイクで、その喪失感を全身で(毛先の先っぽまで)表現されていました。
ボサボサの髪をひっつめ、極め付けは顔に張り付いた老け毛。これが、11年前の設定です。

 

現在は、消息のわからない夫のことも、ある程度吹っ切れたようで、パートをしながら、息子との2人暮らしを大切に生きています。

今の髪型は、清潔感のある短めのショートボブ。木村佳乃さんは、首が長くて顔が小さいので、こういうミニボブが本当にお似合いですね。
ポイントは、前下がりボブではなく、全部ワンレングス(長さが同じ)の水平ボブであることです。
水平のボブは、凛とした雰囲気や、おしゃれ感を出してくれるスタイル。
もし、これが前下がりだと、クールな雰囲気や、近寄りがたい雰囲気が出てしまうのですが、毛先が内巻きに入った水平ボブであることによって、優しい雰囲気も醸し出しています

木村佳乃さん演じる、杏の、
「良き母である。でも、ときどき、女にもなってしまう」
側面を演じやすい髪型じゃないかなあと、感じました。
 

【画像】鈴木保奈美、多部未華子、長澤まさみ……ドラマヒロインの髪型を徹底分析!>>

 
  • 1
  • 2