皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。

 

ファッションを拝見するのも私たちにとって楽しみのひとつです。白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。

コロナ禍でご公務などのお出ましの機会がほとんどありませんが、ミモレでは今までの写真を紐解き、雅子さまのファッションに注目。知性とエレガンス、そして華やかさがバランスよく表れた、世界に通用する現代の新しい皇后像が反映されているのです。


写真で振り返る、凛としてマニッシュな雅子さまのコーディネート一覧>>

 

56歳の誕生日を迎えられた雅子さま。皇后としてはじめての誕生日に公開された写真では、6月18日にも紹介したオレンジゴールドのスーツをお召しに。稲穂モチーフのブローチなど、アクセサリーも同じです。皇后としての品格と存在感を感じる一着と言えるでしょう。
発表された文書では「天皇陛下のご即位以来、5月の皇居での一般参賀や、11月の国民祭典、祝賀御列の儀などの折に、多くの国民の皆様から、思いがけないほど本当に温かいお祝いを頂きましたことに、心から感謝しております」「陛下をお傍でお助けできますように健康の一層の快復に努めながら、皇后としての務めを果たし、陛下とご一緒に、国民の幸せに力を尽くしていくことができますよう努力してまいりたいと思っております」と感謝と決意を述べられました。2019年12月3日、東京都港区・赤坂御所の談話室にて。写真/宮内庁提供

 

御挿華(かざし)、洲濱(すはま)そしてボンボニエールをご覧になる両陛下。天皇陛下のネクタイの色も雅子さまのお召し物の色にぴったりです。写真/宮内庁提供
 

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写真/すべて宮内庁提供


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

構成/片岡千晶(編集部)

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