長さやウェーブの有無でキャラ設定


大島優子さんは、老舗ホテルのご令嬢、でもワケありで都知事秘書という役回り。七人の中では、色気担当の役回りかな。ウェーブスタイルでの登場が多い。分け目がサイドパートなので、かなり女度が高く仕上がってます。
大島さんはもともと女子度が高い顔立ちをされているので、こういうスタイル、ほんと似合うよねー。

『七人の秘書』視聴率絶好調のワケをヒロインたちのキャラ分けから大分析!_img0
 

ひるがえって菜々緒さんは、大島さんとは真逆のキャラ設定で、クールビューティーの極み。ダウンスタイルながら、凛としたセンターパートで、有無を言わさぬ強さがあります。
アップにした時は、顔周りにまったく毛が落ちない、いわゆるひっつめアップ。警察という男社会で生き抜く女の覚悟みたいなものを、髪型からも感じます。

ラストは、シム・ウンギョンさん。彼女は、病院長秘書。本人も医者を目指していたという設定で、医学知識が豊富な才女の役。潔いショートヘアが、その知的さを後押しします。
バージン毛っぽい黒髪もポイント。第3話でその過去が明かされるのですが、スレてない苦学生だったことにじませる、生真面目なショートです。

 

さて。
ここまで7人の秘書のうち、5人紹介させていただきましたが、女性はあと、もうひとり。
そう、室井滋さんね。

室井さんは、毎度変装する役なので、出てくるたびに髪型が違って実は一番面白い。
そこにどんな需要があるのかわからないけれど、いつか、この室井さん演じる鰐淵五月さんの七変化アレンジも解説してみたいと思う所存です。

現場からは以上です。
それでは、また、土曜日に!

イラスト/白ふくろう舎

前回記事「木村佳乃、吉田羊、仲里依紗、ドラマ『恋する母たち』三者三様のキャラとヘア」はこちら>>

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