油の品質に絶対的な自信。「ミレユンヌ・ユイル」の「小さなイワシのオリーブオイル漬け」

「ミレユンヌ・ユイル 小さなイワシのオリーブオイル漬け」¥2500/エイアンインターナショナル

1999年、フランスで創業したミレユンヌ・ユイル社は、コスメとして有名な“アルガンオイル”を食用として使用・流通させることに成功したEUで最初の企業。そのためフランスのみならず海外においても高い評価を得ており、世界最高峰のレストランや有名シェフが顧客として名を連ねています。そんな“オイルのプロフェッショナル”が手がける“小さなイワシのオリーブオイル漬け”。料理家の方からのプレゼントでいただいたのが最初でした。余計な装飾のないミニマムな缶を開けると、小さなイワシがきれいに“陳列”。塩気は強くないのですが、イワシそのものとオリーブオイルがおいしいので、私は余計な調味はせず、そのまま温めていただいています。ワインは赤でも白でもスパークリングでも。

 

酸味のバランスが絶品。もう10年近く買い続けるワインのお供

「マイユ コルニッション」¥890/エスビー食品株式会社

ビネガーやマスタードで有名な「マイユ」。その「マイユ」が作っている“コルニッション(ピクルス)”。こちらワインのお供として私が10年近く買い続けているものです(いつも「成城石井」で購入しています)。ほかのブランドのピクルスでは満足がいかず、いつもこれ! 上質な白ワインビネガーを使用しているので酸味のバランスが良く、また極上の小型きゅうりを使用しているのでパリッとした歯ごたえがきちんとキープされているんです。チーズや生ハムと一緒にプレートにしてもいいですし、以前“アジのフライ”をお供に赤ワインを楽しんだとき、口直しとしてこの“コルニッション”をお出ししたのですが大好評でした。


きちんとカニとロブスターの香りがする、コスパ最強のパテ

 

「クルスカーナ ロブスターパテ」「クルスカーナ クラブパテ」各¥650/三菱食品

こちらも「マイユ」の「コルニッション」と同じくらい長い間買い続けているワインのお供です。私は“パテ”という食べ物は苦手だったのですが、このパテだけは別。何度も何度も買ってしまうほどおいしいのです。

「クルスカーナ社」は1965年、フランスで創業。“近代フランス料理の父”とも呼ばれるシェフ・エスコフィエ氏のレシピに基づき、スプレッド、スターター、シーフードパテを開発し、これらの商品は創業当時、フランスの高級食品店で販売されていました。日本にこのパテが輸入され始めたのは1998年。今では「カルディコーヒーファーム」や「成城石井」で買うことができます。

ふたを開けるとそれぞれロブスターやかにの香りをしっかりと嗅ぐことができます(ただし人工的なフレーバーは一切使われていません)。クラッカーなどに塗るとわかるのですが、上質なミルクとバターを使用していることがわかるなめらかさとミルキーさを感じることができます。“海のもの”なので白ワインが合うかと思うかもしれませんが、旨味が深いので私は赤に合わせるのも好きです。

自家製ツナや有機野菜を使って作る、こだわりの瓶詰めフード

「甘唐辛子の自家製ツナ詰め」¥1836(税込)、「有機にんじんピクルス」¥864(税込)/PICNIC.inc

「PICNIC.inc」は東京・目黒にあるケータリング&お弁当のアトリエ。瓶詰めフードも手がけており、これがおいしいんです。「甘唐辛子の自家製ツナ詰め」はワインビネガーで下ゆでした甘唐辛子に塩気のきいた自家製ツナを詰めてある、非常にワインに合う1品(白でも赤でもスパークリングでも)。イタリアにはこれにそっくりなおつまみがありますよね。
マイルドな純米酢の酸味と有機ベイリーフを使用した「有機にんじんピクルス」は甘さひかえめのさっぱりタイプのピクルス。そのため、甘めのワインにも合いますし、白ワインとも相性がいいですよ。


いかがでしたか、ワインに合う見た目もいい瓶詰め&缶詰。これからのシーズン、おうちでワインを楽しむ機会も増える時期だと思います。ぜひ参考になさってみてください。

 
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