めんこいさんからの質問
Q.
女性上司との付き合い方に悩んでいます

こんにちは。ミモレ世代ならではの悩み、いつも興味深く拝見させていただいています。

女性の上司との付き合い方に悩んでいます。何といっても、自分のことは棚に上げて、部下に対していちいちつっかかってくる態度が納得いきません。自分の仕事は期限を決めずダラダラといつまでも引っ張っているのに、部下にはいちいち期限を決めさせる。提出した内容についても、ああだこうだとダメ出しの嵐のわりに、内容を正しく理解しておらず間違っていることも多いため、こちらも素直に受け入れることができません。間違いを伝えても、無理やりの理屈をこねて捻じ伏せてくる時もあります。到底、尊敬にはいたらず、その上司の下で働いていることが苦痛に感じることが多々あります。

とはいえ、私は育児中なので簡単に転職というわけにもいきません。どのような心持ちで付き合っていけばいいのでしょうか。よろしくお願いいたします。

チームmi-mollet 奥田弘美先生の回答
A.
上司と思わず、お客様と思って接してみましょう

私は企業の産業医を務めさせてもらっておりますから、こちらは大変よく相談されるお悩みなのです。

大前提としてお伝えしておきたいのは、残念ながら、上司自身は変わらない、ということです。アナタより年齢も上ですし、何より彼女は、ある程度の業績を積んできたから上司になっているわけですから、自分のやり方に自信を持っていますし、人生のパターンが確立してしまっています。ですから簡単には自分を変えることもできなくなっているのですよ。

ではこのような場合どうしたらいいかと言いますと、解決法は二択になります。それは、“離れる”か、“切り替える”か、です。

“離れる”場合、異動願いを出されるのが一番良いでしょう。それが無理なら転職になりますが、この方は育児中でそれも難しいのですものね……。

そこで“切り替える”という選択肢になってくるのですが、ではどう切り替えればいいかというと、お勧めなのは“上司と思わずお客様と思う”という方法です。

お客様なら、無理な要求をされても何とか応えようと思いますよね? なぜならお客様を喜ばせると良い評価が得られますし、反対に怒らせてしまうと自分の評価を下げてしまうからです。同様に、その女性上司のことも、お客様と思って見てください。きっと彼女のクセや怒るツボなど、いろいろ見えてくると思いますから。同時に、相手がお客様なら、アナタ自身の表情や伝え方、接し方も柔らかく変わってくるはずです。そうすると上司自身も、意地になってミスを認めない、ということもなくなってくるかもしれませんよ。

組織というものは、上司を怒らせて良いことはほとんどありません。その逆で、上司を喜ばせれば絶対にアナタにとってプラスになりますから! そう思って今日から、上司に無茶を言われても「この人はお客様だ、お客様だ」と心の中で唱えるようにしてみてください。きっと、少しは気持ちの切り替えができるのではないかと思いますよ。

いかがですか?
奥田先生の回答、ぜひご参考になさってください。

PROFILE
  • 奥田 弘美さん1967年生まれ。精神科医、作家。山口大学医学部卒業。臨床医、産業医として多くのビジネスパーソンの診療に当たる。また、医療知識とコーチング理論を融合させた独自のメディカルヘルスケアを展開し、メディカル&ライフサポートコーチ研究会代表を務めている。著書も多数あり、最新刊『一流の人はなぜ眠りが深いのか~3つの習慣で脳の緊張がスッキリとれる~」(三笠書房)が好評発売中。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る