キャサリン妃35歳:義理の妹メーガン妃の加入で“ファブ・フォー”結成
2017年にメーガン妃がハリー王子とご婚約。
異例の、結婚前にもかかわらずロイヤルファミリーと一緒にクリスマス礼拝が実現したメーガン妃。キャサリン妃との義理の姉妹2ショットは当然のごとく大注目に。
華のある美しいプリンス&プリンセスカップル2組を、“ファブ・フォー”(素晴らしき四人)と称し、英国の明るい未来を予感させました。
キャサリン妃にとっては、ここからペースが乱され、やや存在感が薄くもなるも、子育て&公務にひたすらマイペースを保持しつつ、真面目に取り組まれていたことが印象的でした。
ザ・英国的なタータンチェックのコート姿のキャサリン妃と、ベーシックなニュートラルカラーで身を包まれたメーガン妃。
ファッションは人を表す。正反対とも言えるほど異なるお二人だからこそ、組めば無敵!
2カップルの関係良好を心から願っていました。
キャサリン妃36歳:義理の妹メーガン妃の結婚式&ルイ王子誕生
この年(2018年)ついにメーガン妃&ハリー王子がご結婚。
英国を代表する人気ロイヤル”ファブ・フォー”として、常に注目が集まり、話題も尽きない中、一方でキャサリン妃は第三子ルイ王子を出産。
子はかすがい、と申しますが、“ファブ・フォー”の関係性が疑われ始める中も、洗礼式の公式記念画像では、こんな仲睦まじいファミリーのお姿が。
今見ると、複雑な思いではあるも、やはり華とオーラは世界中のロイヤルの中でもトップといえるでしょう。
ケンブリッジ公爵家ご一家の安定した幸せオーラは、見る者までハッピーな気持ちにさせていただきます。
それにしても、36歳で、3児の母とは、なんとも完璧な出産計画?!ですよね。
姉シャーロット王女が、弟を気づかえるほど成長され、既におしゃまなところもたまりません。
キャサリン妃37歳:女王から授与された最高位の勲章と貫禄のソワレ姿は、自信の象徴
記憶に新しい2019年。ロイヤルメンバーとして8年目、三児の母として安定した家庭をつくり、また自らの経験を生かし、妊婦や子供達のためにパトロンとしての支援。更にはメンタルヘルスに関する熱心な活動など、まさに公私共に充実されていた年。
それらが認められ、キャサリン妃ご自身の自信の表れとも言えるのが、この時の装い。
鉄板ブランド、アレキサンダー・マックイーンの黒のベルベットのソワレは、これまでにはない大人っぽいデザイン。
そしてドレス以上に注目すべきは、肩から胸に掛けられたブルーのサッシュとクロス&スターのブローチ。
これらは、前年4月にエリザベス女王から授与された、ロイヤル・ビクトリア勲章。女性最高位デイム・グランド・クロスと称されるものです。
この勲章を生かすべく選ばれたノーブルなドレスも素晴らしいですが、それ以上にこれまでの努力、そしてキャサリン妃の自信も伴わなければ、この装いは成立しないでしょう。
キャサリン妃38歳:コロナによりパンデミックが引き金となり、さらに活躍の幅を広げる
皆さんもご存知でしょう、ちょうど一年前の今頃、メーガン妃&ハリー王子から発表された王室上級ロイヤルの地位からの離脱。
新型コロナウイルスのパンデミックも重なって、結果的に米国へ移住をされたご夫妻の影響や、更には女王の対面公務も控えられたことにより、王室にとっての働ける主軸メンバーが大きく変化する年となりました。
次期国王チャールズ皇太子ご夫妻の次に、ウィリアム王子&キャサリン妃ご夫妻の活躍が目立ち、新たな世代へと引き継いでいくきっかけを、コロナ禍が作ったともいえるでしょう。
そんな想定外の事態にも即対応が出来たのも、既に安定した家庭があったからこそ。ご結婚以来、まるでキャサリン妃の描いた理想通りに進んできたようにすら感じます。
結婚、出産、子育て、公務、ロイヤルファミリーの一員として、妻、母、未来の国王妃として、ここまで大きな波風もなく、順風満帆にロイヤルライフを歩んでこられたキャサリン妃は、ともに追い続けて頂いた私の目から見て、まるで奇跡のようにも感じます。
きっとそれはご自身のたゆまぬ努力の結果に思えてなりません。
前回記事「ダイアナ元妃の日の丸ドレス「英国王室の外交はファッションから」」はこちら>>
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