作家の甘糟りり子さんに誘って頂き、向田邦子没後40年特別イベント「いま、風が吹いている」に行ってきました。


甘糟さんのお父様は元マガジンハウス副社長の甘糟章氏、お母様は作家の甘糟幸子氏。鎌倉の合掌造りの家には、生前向田邦子さんがよくいらしていたそうです。

向田邦子没後40年特別イベント「いま、風が吹いている」は1月24日(日)までやっています。監修は向田邦子さんの妹で向田和子さん。


イベントでは写真や生原稿、大切に保管されてきたワードローブの数々の展示のほかに、ドキュメンタリー、演劇、コンサートも予定されていましたが、こちらは全てオンライン配信のみになりました。

 


ドキュメンタリー『向田邦子からの贈り物』は、「向田邦子に魅せられた各界30余名が『わたしと向田邦子』をおおいに語り、歌い、踊り、つくる……未来につなぐ『今 』の記録」ということで、我らが大草直子ディレクターも出演するそう!


演劇『寺内貫太郎33回忌』もオンライン配信のみに。生で観たかったなあ。でも早速、映像購入しました!2月27日から観られるそうです。楽しみ!ドキュメンタリー、演劇、コンサートのいずれもこちらから申し込みできます。よかったらぜひ。

向田さんといえば料理エッセイという方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらはもう20年売れ続けているレシピ本『向田邦子の手料理』


数えてみると結構作っている気がします。春菊としめじの卵とじ、鶏肉とレモン風味炒め、わかめの炒めもの、トマトの青じそサラダ、大根と牛肉のうま煮⋯⋯ 。嗚呼、お腹がすいてきました(笑)。


偶然、イベント会場で向田和子さんにもお会いできました。83歳とおっしゃっていましたが、本当にお元気。「イベントをやろうと決めたら若い方も含めて縁がつながって実現できたの」とニコニコ笑顔でおっしゃっていました。


向田邦子さんが生きていたら91歳。51歳で急逝されてから、ここまでドラマや演劇などを通して「生き続けられ」いまだに私たちを魅了し続けているって凄いことですよね。和子さん、ありがとうございます⋯⋯ !


さて皆さんの好きな向田邦子作品、お料理はなんですか?


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