皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。

 

ファッションを拝見するのも私たちにとって楽しみのひとつです。白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。

コロナ禍でご公務の形も変わる中、雅子さまは華美なアイテムを控えて今までのお召し物を着回されるなど、堅実なファッションで国民に寄り添っていらっしゃいます。そこには知性とエレガンスがバランスよく表れた、世界に通用する現代の新しい皇后像が反映されているのです。


2020年雅子さまの人気コーディネートトップ5は?>>

 

第18回冬季オリンピック長野大会で、ジャンプノーマルヒルを観戦される皇太子さまと雅子さま。カジュアルなロングのダウンコートも、冴えた白をお選びになり、ファーの帽子やパールをコーディネートすることで、華やかでエレガントな印象に。赤もアクセントになっています。1998年2月11日、長野県北安曇郡・白馬ジャンプ競技場にて。写真/JMPA
 

▼右にスワイプしてください▼

1枚目:マフラーを白にすると印象も変わります。上背がある雅子さまだからこそ、ロングダウンもスッキリと着こなされ、よくお似合いです。写真/日本雑誌協会/AFLO
2枚目:白のパンツと編み上げのスノーブーツをコーディネート。写真/JMPA


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

構成/片岡千晶(編集部)

関連記事
「仲睦まじい天皇ご一家のコーディネート8選「ロイヤルの象徴・ブルーで」」はこちら>>
「天皇陛下のお誕生日のポートレートに表れる雅子さまとの絆と家族愛」はこちら>>