米国ジル夫人も、英国メーガン妃も、自身とゆかりのある地域の花の刺繍をあしらって
就任式の夜に行われた祝賀コンサートでジル夫人がお召しになっていたのが、白のコートとドレス。
こちらもやはり米国ブランド、ガブリエラ・ハーストのものですが、カシミアのコートの裾と、ドレスのオーガンジーのネック部分にはともに、米国の州や地方を象徴する花が刺繍されていました。
これで思い出すのが、メーガン妃のウェディングドレス。
メーガン妃の5mに及ぶロングヴェールには、自身の故郷カリフォルニアの州花のほか、英連邦加盟国53か国を象徴するお花の刺繍が施されていました。
ジル夫人が着用のサステナブルブランドを、メーガン妃も愛用
就任式の夜の祝賀コンサートでジル夫人がお召しだったガブリエラ・ハーストは、以前からメーガン妃もドレスや、アイコンのバッグなど愛用されているブランドという共通点もありました。
このブランドは、サステナブルな物作りでも有名で、トレンドよりも長く愛用できる物を、またリサイクル素材のハンガーや、新しい素材を使わないショップ作り、2019年にはカーボン・ニュートラルなランウェイショーなどを行ったりしており、そんな理念も含めて、ジル夫人やメーガン妃に認められているのでしょう。
このように、デザイナーを含め兼ねてから共通点が多いお三方だけに、ジル夫人のアンサンブルのアイデアがメーガン妃のウェディングドレスからインスパイアされたとしてもなんら不思議ではありません。
ブルーのワンピース/ガブリエラ・ハースト
ちなみに、ガブリエラ・ハーストは、キャサリン妃も着用されていました。
いかがでしたか?
新ファーストレディと英国ロイヤルメンバーの方々のファッション、意外に似ていますよね。
どちらも国を代表するお立場であることは同じ。それだけに、どのようなファッションを選ぶかが、その国や時代を象徴するといっても過言ではないと思っています。
新大統領夫人のスタイルをシンプルに表現するならば、伝統と知性、エレガンス。
間違いなく、これまでとは異なる米国が感じられます。
前回記事「キャサリン妃が愛用「コンパクトな斜めがけバッグ2選」気になるブランドは?」はこちら>>
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