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【薄毛悩み】髪を知り尽くしたヘアライターが自宅で行っている予防法とアイテム

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年齢を重ねると肌だけでなく髪や体に関する悩みごとが増えてきます。ここ最近では白髪・薄毛などの髪悩みを気にする40代女性も多いのではないでしょうか?
そこで今回は「薄毛」をテーマに取材を敢行!毛が増える絶対的な解決法はないももの、正しい知識と対処法がわかれば、年齢に負けない美しい髪が叶うはず。
薄毛ケア特集の第1回目は、髪のエキスパートであるヘアライターのさとゆみさんに、40代の薄毛悩みについて、美容ライターの長谷川真弓が話を聞いてみました。

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剛毛だから大丈夫と思っていたのに
ある日突然、薄毛に気づいた


長谷川真弓(以下、長谷川):ここ最近、美容業界ではヘアケアの特集やそれに伴う商品の発売が多い印象を受けるのですが、この動向、どのように感じていらっしゃいますか?

さとゆみ:確かにここ数年、髪悩みに応える商品やケア法がメディアでも多く紹介されるようになりましたね。昨年はコロナの影響で拍車がかかったような気がします。
マスクをするようになって顔の半分以上が隠れるでしょ。その反動でヘアスタイルが気になるんですよ。あら探しになっちゃうのね。

長谷川:大人の髪悩みって本当に大変。「白髪」「薄毛」「ツヤのなさ」は髪のエイジング3大悩みと言われていますよね。
私はどちらかといえば、髪も太いし、量も多くて三つ編みするとまるでしめ縄のように(笑)。でもここ最近、「髪の量が減ったかも?」と感じるようになったんです。

さとゆみ:「髪にボリュームがない」「うねりが気になる」「白髪が目立つ」など、コロナ禍で余計気になるようになったのだと思います。現に専門のクリニックには、薄毛治療の相談に行く人が増えたと聞いています。
年齢を重ねると髪が細くなるので、ボリュームがなくなるんですよ。すると、髪の間に隙間ができて地肌が見えるわけ。すると一気に老けて見えますからね。

長谷川:ホント、それ。

さとゆみ:そこで皆さんに知っておいてもらいたいのが「髪の見た目印象を改善する方法」です。
毎日、髪のケアをしていると思うのですが、そのお手入れを意識してするとしないとでは大違い。「髪を育むと髪質も変わる」というのは私自身も実感していることです。この意識が大切なんですよね。

 


「白髪」より「薄毛」の悩みのほうが深刻!?
その根本解決は?


さとゆみ:先ほどもありましたが年齢による髪の悩みは3つに分けられます。
「ツヤ」「白髪」そして、「薄毛」。特に「薄毛」に関しては、他の2つに比べ悩みの内容が複雑であること、さらに薄毛の解決法もまだ発展途上であるため、正直、効果が実感しづらいんです。
白髪悩みについては、カラー剤も進化していますし、以前よりも解決法は増えたと感じます。
また、ツヤのなさについては髪の乾燥が原因なので、髪の保湿ケアができるシャンプー&トリートメントに切り替えたり、ヘアオイルを使えば解決できます。

長谷川:確かに。お出かけ前のクイック白髪染めなど便利グッズもありますよね。
最近では汗や皮脂にも強い処方になっていますし。では……薄毛は?

さとゆみ:「薄毛」悩みといえば「ボリュームがない」ことですよね。髪の毛が細く、ハリがないとそれだけで老けた印象になりますから。
ではどのようなケアがいいのか?というと、髪の根っこの部分にアプローチするしかないんですよね。

長谷川:やっぱり頭皮なんですね。

さとゆみ:頭皮は年齢に関係なく、ケアすることが大事。頭皮環境が整っていれば、髪のエイジング悩みだって解決できなくもないですから。

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