【薄毛悩み】髪を知り尽くしたヘアライターが自宅で行っている予防法とアイテム
薄毛悩みは「ヘアケア」と
「スタイリング」の2つの方法で
長谷川:薄毛で悩んでいる人たちはまず何から始めればよいですか?
さとゆみ:私自身、いろいろなケアを試してみたのですが、薄毛の解決法は頭皮環境を育む「ヘアケア」と薄毛に見えない「スタイリング」の2つのケアを同時におこなうこと。
つまり、ヘアケアは頭皮環境を整える根本治療、スタイリングは見た目印象を上げるデザインと考えれば、2つのお手入れが必要だというのも納得できますよね。
まずは髪にハリを持たせ、根元が立ち上がるような「頭皮環境」を整えましょう。ここで3つのケア法を紹介します。
①巡りの良い頭皮環境を整える
健康な髪の毛を育むためには、健康な頭皮環境を整えるのが一番本質的で、そのケア法といえばシャンプーなんです。
シャンプーは「汚れを落とすため」のものでありますが、肝心なのは髪の毛ではなく、「頭皮」の汚れをしっかり落とすこと。頭皮が硬く、毛根が塞がっていたりすると髪の毛が薄く、生えてこなくなることも。「汚れを落とす」「頭皮を柔らかくする」というのは髪のエイジングケアには大切なことなのです。
具体的には、頭皮ケア用シャンプーを使ってみるのも手。シャンプー前におこなう頭皮ケアエッセンスなどもおすすめです。
②頭皮を動かすマッサージを習慣化
さらに頭皮をマッサージすると血行が良くなる効果も。実はこの血行促進が大切なポイントなんです。パソコンやスマホを見る時間が増えると頭皮が硬くなり、血流も悪くなると言われていますよね。
例えば、プロの手を借りてヘッドマッサージを受けるとか、簡単にできるお手入れとして頭を両手で掴んでマッサージをおこなうのも効果的です。
③優秀なヘアケアアイテムを味方につける
ブラシの毛先が柔らかいパドルブラシや湯船に浸かりながら頭皮を刺激するヘッドギアなど、最近ではいろいろなアイテムが登場しています。「タングルティーザー」は口コミから話題になったヒットアイテムですよね。
私が愛用しているのは、コイズミ マイナスイオン リセットブラシ。お風呂に入る前にこのブラシで髪のからまりをほぐすと頭皮もしっかり洗えるし、髪がサラサラになります。ブラッシングは薄毛だけでなく、白髪にも有効なケア法といわれているので薄毛・白髪にお悩みの方は是非!
また、髪を乾かす時のドライヤーの使い方にも注意を。髪の毛先から根本へ風を当てるとキューティクルが開いた状態になるため、潤いが逃げてしまうんです。すると切れ毛や抜け毛、アホ毛の原因になるので気をつけて。
次回は、「薄毛に見えない・見せないスタイリング法」のケアについて紹介します。
お問い合わせ先
マイハニー tel. 0120-8383-52
構成/片岡千晶(編集部)
第2回「薄毛で悩んでいる人がやってはいけないNGヘアスタイルとは?」>>
第3回「髪の専門ドクターに聞く「薄毛の目安と予防ケア」」>>
第4回「「薄毛」をボリュームアップ!基本のドライヤーの使い方&入浴前の髪のとかし方」>>
第5回「【大人の薄毛スタイリング法】ボリュームアップで老け見え解消!簡単4つのコツ」>>
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佐藤 友美
ヘアライター。テレビ制作会社勤務を経て、ライターに転向。日本で唯一無二であるヘアライターとしてテレビ、ラジオ番組など多方面で活躍中。『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)、2020年には髪を知り尽くした『女は、髪と、生きていく』(幻冬舎)を発行。さまざまな髪悩みに歯切れの良い解説が好評で幅広い年齢層から支持されている。