こんにちは。〔ミモレ編集室〕のちさです。
〔ミモレ編集室〕には、私の普段の生活ではとうてい知り合えないような、魅力的な方が大勢いらっしゃいます。今回は、その中でお1人にインタビューすることにしました!
その方とは、こちら。
〔ミモレ編集室〕一期生、言山寧子さん。
その美意識の高さから彼女のファンも多く、愛用のメイク道具を紹介した際は編集室内でちょっとしたムーブメントに。
そして同様に気になるのが、彼女の住まい。
編集会議やライティング講座でZoom越しに見える彼女の背景。その小さなスクリーン上には、一般の自宅とは思えぬ洗練された空間が広がっています。
それは、一から自分で計画を立てリノベーションしたもの。
その空間を覗き見したく、12月某日にお宅訪問しました。
かかった費用や間取りまで、どーーんと伺いました!
さらに、このリノベーションで人生観が大きく変わったとのこと。その理由についても教えていただきました。
【言山邸・基本情報】
築年数:45年
専有面積:39.50㎡
費用(コンサル料、諸経費込み):700万円程度。※物件費は除く
リノベーションは2012年完成。
築年数による耐震強度が気になりつつも、東日本大震災時でも壁の塗装が一部剥がれた程度で建物自体への影響がほぼなかったと聞き、購入を決意。
いざ、魅惑の空間へ
つ、ついに……憧れの言山邸、オープン!!
『ここが玄関』という明確な区切りなし。土間が広がり、ゆるりと住居スペースへ。
スモーキーブルーのアクセントウォールが魅力的な空間。愛する物たちで彩られた世界が広がります。
お洒落キッチン。
天井にはプロジェクター。大好きな宝塚を見るのが至福の時。
不思議と落ち着くこの空間
私は、Zoom上では言山さんを拝見していましたが、実際にお会いするのは今回が初めて。
にもかかわらず、気が付くとソファで勝手にくつろいでいました。
お洒落なのに気負わせない、不思議な空間です。
それではさっそく、リノベーションの経緯や、この家の好きな&後悔ポイントなど伺ってみました。
――リノベーションのきっかけは?
35歳の時、それまで住んでいた独身寮を出なければいけなくなり、それがきっかけです(独身寮は35歳で退寮という規則)。
――賃貸は考えなかった?
東京の家賃はとにかく高い。その割に狭い。
狭い空間で我慢しながら高い家賃を払うより、購入した物件の方が満足を得られるのでは、と思いました。ローンを終えれば自分の財産になるし。
――リノベーションしないまでも、気に入った物件を購入という選択は?
もちろん、最初からリノベーションを考えていたわけではありません。
新築物件購入のため、モデルルームを見に行ったこともあります。
しかし、予算的にだいぶオーバー。頑張ればローンを払えるかもしれないけれど、延々と続く借金のことを思うと気持ちがどんよりしました。
続いて候補に挙げたのが、既にリノベーション済の中古物件。
リノベーションブームの折、女性向け物件なるものを見て回りました。
しかし、やたらとラブリーだったり、キッチンがすごく大きかったり。
料理をあまりせず、男前インテリアが好きな自分にはしっくりきませんでした。
納得のいく物件とは出会えず、いよいよ退寮期限が迫られた時、『理想の家を手に入れる為にはリノベーションするしかない』と腹をくくりました。
――この物件はどのようにして見つけた?
たまたま見た雑誌に、自分好みのリノベーション事例を見つけました。
誌面に記載されていた連絡先(株式会社リビタ)に問い合わせをしたところ、この家を紹介されました。
――物件まで紹介してくれる?
はい。株式会社リビタはリノベーションのコンサルティング会社で、物件探しから、資金計画の相談、設計・施工会社の紹介等、一貫してサポートをしてくれます。
担当してくれた方が明るくて感じがよく、ここに任せたいと思いました。
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