まだまだ落ち着かない毎日が続くなか、エンターテイメントに求めているのは刺激よりも癒しという方も多いのではないでしょうか。そんなときにセレクトしたいリストの上位にあがるのはやっぱりネコ映画! 現在全国公開中の『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』は、動物写真家としておなじみの岩合光昭さんが監督を手がけるドキュメンタリー映画の第2弾。ネコのありのままの姿を捉えた、これはたまらん……! という、映像が次から次へと登場するネコ映画の最高峰です。
今回、カメラが向けられているのは北海道の牧場と、ミャンマーの湖上。牧場の牛舎で暮らすネコたちは乳牛たちのミルクをもらいながら生きています。子ネコたちがわらの上やストーブの前で身を寄せ合っている姿に思わず目を細め、大きな牛とウシ柄の子ネコが顔をすりすりと寄せ合うシーンでは、え、牛ってこんなに穏やかで優しいの?身を任せて安心しきっているネコがかわいすぎて意味がわからない! 鼻までピンクでお揃いだし……! と、この時点でもはや脳内には「かわいい」というワードしか浮かんでこない状態に。
一方で、冬にはネコたちが咳をしながら(!)、凍てつくような厳しい環境で生きていることも描かれています。窓辺で白い息を吐くネコの姿には神々しささえ漂って、一枚の絵画のよう。親牛舎にはボス的存在の母猫と、甘えん坊の3歳の息子のオス。小牛舎にはビッグママと穏やかな仲良し兄弟。強く凛々しいメスが率いるネコの家族の成長が、しっかりと描かれています。
【写真】かわいいネコが次から次へ……猫の家族愛に悶絶!
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©「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き2」製作委員会 ©Mitsuaki Iwago
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