6カ国語に翻訳され海外出版がスタートしたKeikoさんの『the Power Wish』。日本でも、『パワーウィッシュノート2021』がいよいよ使い始めのシーズンへ。
「実は日本語版とは違う点もあるのです」と語るのは、著者で元祖「風の時代/Air Era」の提唱者でもある占星術家Keikoさん。
「アメリカをはじめ海外では、ジェンダーレスが一般的なので、男女差などの違いも出せなくて、『パワーウィッシュ』の例文を、かなり書き直しました」と、制作秘話を教えてくれました。
少し前に東京五輪・パラリンピック組織委員会元会長の森喜朗氏の女性蔑視発言が世界的ニュースになりましたが、Keikoさんは、「日本は20年ほど遅れているのかも」と、指摘します。
たとえば、こんな『パワーウィッシュ』の例文。
“私は、夏までに、ウエストを3センチ絞り5キロ減量します!”
「でもね、体形や美醜に関することは全部ダメ! 褒め言葉も失礼にあたるのでNGなんです。まさに「風の時代」の洗礼を前もって受けました(苦笑)。ムーンウォーターの『水は波動を記憶する』という記述についても、『根拠を』『エビデンスを』と指摘されたり。私たち日本人は、肌感覚でOKを出したり、相手の心をくんだりと、“言わなくてもわかる”文化に生きています。でも、アメリカは、いろいろな民族の人たちが集合している多民族国家なので、価値観もすべて千差万別。共通認識として、データや根拠とその説明が必要でした」
ジェンダーレス、ボーダーレス、言語も国境も超えていく「風の時代」の価値観にそった経験をKeikoさんは、一足早く身をもって体験したようです。
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