タニタ体操の6つの動きを、青木さんが教わりながらチャレンジ

前ページの「タニタ体操」の動画に出てきた、肩甲骨まわりを動かす６つの動きを、戸澤さんがひとつずつ青木さんに指導していきました。

①バックエクステンション

戸澤先生：この動きは、エキスパンダーを持ってバンザイをして上を向きますが、このとき背中の脊柱起立筋という筋肉が収縮して鍛えられます。お尻を締めながら行うと背中がフルで鍛えられますよ

青木さん：エキスパンダーは腕を上げるときも、下げるときもずっと引っ張った状態でやるんですか？

戸澤先生：きつく引っ張る必要はないですが、エキスパンダーを緩めないことが大事です

青木さん：運動不足だから、エキスパンダーをたるませないように持っているだけでも結構キツい……

②リバースフライ

戸澤先生：この動きは、青木さんが気になっている脇のハミ肉の解消にも効果的です。背中側にエキスパンダーを回して両手を前で合わせた状態から、片足を前に踏み出し、同時にひじを軽く曲げて両腕を開いてエキスパンダーを伸ばします。
このときに左右の肩甲骨が中央に寄って、肩甲骨の間の筋肉が鍛えられます。背中が丸まっていると肩甲骨が寄らないので、背中をまっすぐにして行うのがポイントです。足を踏み出すことで前腿の大腿四頭筋も鍛えられます。

青木さん：あまりやらない動きなので、ちょっと大変！

戸澤先生：でも体幹がしっかりしているから、きちんとできていますよ。

③サイドストレッチ

戸澤先生：これはエキスパンダーを持ってからだを左右に倒す動きです。腰から順番に背骨をひとつずつ倒して行くイメージをしましょう。背骨の柔軟性を高める効果が高いです。

青木さん：からだが硬いからできるかな……。あ、でもどうにか！

④ロウイング

戸澤先生：これはエキスパンダーがたるまないように持って、上体を前に倒して腕を前に伸ばし、次に上体を起こして手首を外回しに返しながら腕を引く動きです。このときも肩甲骨を寄せることを意識しましょう。肩甲骨の間の筋肉が鍛えられて、姿勢もキレイになります。

青木さん：これはクリアできそう！