⑤ラットプルダウン

戸澤先生：この動きは、エキスパンダーを持って両腕を上げて上を見た状態から、両肘を曲げてエキスパンダーを背中側にぐっと下げる動きです。肘を脇腹の後ろにもってくるイメージで下げましょう。このときも顔は上に向けたままです。これは肩の僧帽筋や肩甲骨の間の筋肉に効きます。

青木さん：普段使ってない部分なので、キツい～～

⑥ワンハンドロウ

戸澤先生：エキスパンダーを持って真上に上げて上を見た状態から、右手は上げたまま、右足を1歩後ろに引き、左肘を斜め後ろに引いて目線は左斜め下に向ける動きです。左右とも同じように行います。
弓矢を引くようなイメージの動きですね。背中に広がる広背筋や、脇腹に効きます。背中の広背筋が鍛えられますよ。胸を張ってから肘を引くと、広背筋がより収縮されます。

青木さん：お、これもクリアできそうです。

これで「タニタ体操」の6つの動きの指導が終了。実際の「タニタ体操」では、最後に１番目のバックエクステンションをもう１度行って、深呼吸をして終了です。

「6つの動きをすべて集中してやると、汗をかきますね」と青木さん。

「タニタ体操は１日１回でいいので、毎朝やってくださいね。朝が難しければ、やりやすい時間で構いません。青木さんが気になっている、脇や背中や二の腕が引き締まって、姿勢もキレイになりますよ」（戸澤さん）

この日は、「タニタ体操」のほかに、お尻やお腹や背中など、気になるパーツをさらに鍛えて引き締める筋トレ「タニタサイズ」も教わってレッスン終了。その模様は、第３回目でお届けします。