【ソニン】ヴィーガンも私の個性。芸能生活20周年を迎え、なおも輝き続ける秘訣

言葉で誰かに伝えたことは
「必ずやる」と決めている

20年間の長きにわたり、最前線でスポットライトを浴び続けてきた芸能生活。“自分自身の成長”をキーワードに、舞台、ミュージカル、ヴィーガンと、新しいことを柔軟に取り入れてきたソニンさんは、今どんな未来を描き、アクションを起こしていこうと考えているのでしょうか。

「継続は力なり、という言葉がありますが、実をいうと私、飽き性なんです（笑）。その中でも、続いてることとして言えるのは、演劇とヴィーガン、ですね。自分の居場所や合うものがたまたま続いてる。なんでもかんでも無理に続けることが大切というわけでもない。自分にはもう不要かもと思ったら、どんどん手放す。その方が、新しいことにも挑戦しやすくなるからです。

これからの目標としては、人間は“心・体・精神”の3つを統合して構成されるという考えから生まれた“ホリスティック栄養学”を学びたいと思っています。まだ着手できていませんが、私が好きな言葉は“有言実行”なのできっと実現させるはず。口だけも、ウソも嫌いなんです。私はたくさん傷つけられてきたから、自分はしないって……。だから、自分が言葉にしたことにはウソはつかない、絶対にやり抜こうって決めています」

ブレイクスルーのきっかけを自分の手で創り、有言実行していくソニンさんの姿は、とても強くしなやか。このコロナ禍、今いる場所で足踏みしてしまっているという方も決して少なくないかもしれませんが、ソニンさんは現状を乗り切るためのヒントをこんなふうに教えてくれます。

「逆境を当たり前のように追い風に変えられる人もいますが、今の状況下で前進できている人は、1割もいないんじゃないでしょうか。今私たちが経験していることは、全人類が、きっと自分の人生を振り返った時に“あの時期やばかったな”って思い出すくらい記憶に残ることですよね。ポジティブな思考だけでは乗り越えられないかもしれません。だからこそ、欲張らずに“とりあえず生きよう”って思うくらいがいいんじゃないかなって。
演劇にしても、これまで普通にできていたことが、今はすべてが奇跡です。敵の見えない戦いは、もがけばもがくほど体力を奪われてしまう。一日一日“とりあえず生きよう”の精神で自分も周りの人も労ることが、今の私たちの大仕事なんじゃないかなと思っています」

どんな質問にも一つひとつ丁寧に、強い意志を込めて答えてくださったソニンさん。そんなソニンさんの心と体を支えるヴィーガンについて、そして美しさの秘訣についてもっと知りたい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

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