週5日で働くのはちょっとムリだから、正社員以外の働き方をしている人、いませんか?
正社員でなくても、パートや派遣、業務委託、フリーランスなど、雇用形態や働き方はたくさんあります。でも、「正社員になりたいけれど、時間的にあきらめている」なら、一度検討して損はないのが「週休3日」「週休4日」の正社員です。
最近よく見かけるようになったこの「週休3日正社員」。なぜ最近増えているのか、どんなメリットがあるのか、深掘りしてみます。
働けるなら、やっぱり正社員がいい理由
みなさんご存知のとおり、今は空前の人手不足。
「令和の新トレンドは、パートから正社員へ」「企業副業が急増」など、働き方の概念が次々書き換えられていく中で、次に注目しておきたいのが「週休3日正社員」です。
日本では、2017年にヤフーが選択的週休3日制(本人の希望に応じて週3日休める働き方)を導入して一躍注目されたこの制度。2021年に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本指針2021」には、新しい働き方として週休3日制も盛り込まれています。
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そもそも多くの人が「正社員」にこだわるには、ワケがあります。それは正社員でしか手に入らないメリットがあるから。例えば、正社員のおもなメリットは、
安定した月給や年収に加え、ボーナスや昇給あり。契約社員や派遣社員に比べ解雇のリスクも低く、雇用も守られている
(2)福利厚生
社会保険などの「法定福利厚生」のほか、企業によっては、住宅手当や育児支援、資格取得支援、レジャー施設の割引など、公私にわたる「法定外福利厚生」を用意
(3)キャリアアップの機会
企業内での昇進やスキルアップの機会が多く、教育研修などを受けるチャンスもあり。長期的なキャリア形成が可能
(4)社会的信用
雇用形態が安定しているため、社会的信用アップ。金融機関でローンを組むときなどは断然有利
などが挙げられます。
昇給が見込める、雇用が守られている、ローンを組むときに通りやすいなど、この先行き不安なご時世において、正社員であることは大きな安心材料になりますね。
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