江戸時代に流行した「春画(しゅんが)」をご存知でしょうか? 人間の愛の営みを赤裸々に描いた「浮世絵」の一種で、かの有名な絵師・葛飾北斎や喜多川歌麿もこぞって描いていました。美しくエロティック、そしてユーモアたっぷりの春画を、なんと女性のためのヨガに昇華したのが日本女性ヘルスケア協会長の鈴木まりさん。著書『子宮とくびれを強化する春画ヨガ』では、春画に描かれた“性交の体位”を元に考案したヨガを紹介しています。この“春画ヨガ”はウエストにくびれができる、子宮力がアップするなど、女性のカラダにとっていいことづくめなのだとか。そこで今回は、本書の中から特別に“膣圧アップ”しながらくびれ作りが叶う春画ヨガをご紹介します!
鈴木まりさん:日本女性ヘルスケア協会長。株式会社ロサ代表取締役。JOHORETCH(ジョホレッチ)®開発者。日本アーユルヴェーダ学会員。アーユルヴェーダマイスター(日本セラピスト&マイスター協会認定)。国際浮世絵学会員。国際薬膳師/中医薬膳師。アーユルヴェーダサロンROSAにてセラピスト、心のカウンセラー、ジョホレッチインストラクターとしても活動。クライアントは1万名を超え、リピート率は80%を超える。コラム執筆、雑誌監修、著名人やタレント等へのプライベート指導も行っている。著書に『48手ヨガ 江戸遊女に学ぶ女性ホルモンと体力活性法』(駒草出版)、『膣活!カーマスートラヨガ』(KADOKAWA)、『膣ヨガ』(宝島社)。
【HP】アーユルヴェーダサロンROSA、ジョホレッチスタジオ
「子宮」と「ウエストのくびれ」には、実は深い関係があります。オランダのある人工授精クリニックの調査で、不妊症になりやすい女性の多くが、ヒップとウエストの差が少なかったという研究が発表されました。つまり、くびれがない女性は妊娠しにくいというのです。
理想は、ヒップに対してウエストが0.7の比率でくびれていること。このくびれが0.1増えるごとに受胎率が30%もダウンしてしまうというのですからこれは重大です。逆に、くびれすぎ、やせすぎていると生理不順、不妊症のリスクが高くなります。
言い換えれば、「くびれは子宮の評価」ということになります。私たち人間もやはり動物ですから、“種を残す”ことは本能に無意識にプログラムされています。そう考えると、なぜくびれが美の象徴として崇められるのか。なぜ女性は一生懸命くびれをつくろうとするのか。なぜ男性はくびれのある女性に惹かれるのか。その理由がよく分かると思います。私は、5000年の歴史を持つ世界最古の医学と言われ、WHOで伝統医療として認められているアーユルヴェーダのサロンを開業し、これまで20年近く、女性のカラダの不調、メンタルの不調と向き合ってきました。インド発祥のアーユルヴェーダはヨガと姉妹関係にありますから、私はヨガインストラクターとしても活動しています。
前著『48手ヨガ -江戸遊女に学ぶ女性ホルモンと体力活性法-』は、江戸時代に遊女たちの間で流行した「大江戸四十八手」を「女性ホルモンを活性化させるヨガ」としてアレンジしたものですが、おかげさまで5万部のベストセラーとなり、海外版も発売され国境を超えてたくさんの反響をいただきました。
『48手ヨガ』はその名の通り、全部で48ポーズありますから、全部やるのはなかなか大変です。そこで、「少ないポーズ数でさらに効率よく!」「くびれと子宮をより強化できるヨガを!」という思いで開発したのが、この『春画ヨガ』なのです。
「春画」とは、男女の性の営みを描いた浮世絵のことです。
40代で自分史上最高のカラダに! 鈴木まり先生の驚きのビフォー・アフター
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