ジュエリーやアクセサリーをコーディネイトすると、常に直面する“金さん、銀さん”問題。プロのスタイリストさんがコーディネイトをするときも、「この服にはシルバーアクセのほうが合うよねー。バッグはこれかな。はっ!!金具がゴールドだ!!どうしよ。」みたいなことが、よく起こります。最近は、トレンドもあってミックスが気分なので、昔ほどシビアじゃないけど、でも気になりますよね……。

私自身は、そういう理屈はあんまり気にせず、可愛ければいっか、と自由に組み合わせています。といっても、基本的に私はシルバー派。いつからか、気づいた時にはそうだったんですよね。そもそもジュエリーは肌の上にのるものなので、肌色との相性はとっても重要。私は肌が白く、思い切り日焼けしたくても真っ赤になって終わり~という残念な感じなので、ゴールドジュエリーだとちょっとエレガントで大げさな感じになってしまうのが苦手なのかも。服もカジュアルで男気溢れているので、そういう意味でもシルバーのほうが合わせやすいっていうのもあります。あと、リングやバングルは自分の視界に入ってくることも多いので、自分が見ていてしっくりくる、落ち着く、っていうのも重要なんですよねー。

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シルバー色だと、ホワイトゴールドやダイヤモンド、シルバーといった“ジュエリー”と、ステンレスの“アクセサリー”をミックスしても違和感がないというのも魅力のひとつ。じゃらじゃらレイヤードし放題なので楽しいです。<右手>リング、バングル/ともにフィリップ・オーディベール <左手>幅広リング/ハム ブレスレット/エルメス 時計/ジャガー・ルクルト

そんなシルバーラバーな私の、これを手に入れれば“上がり!”(何の?)と前々からずーーっと思っているアイテムといえば、ティファニーのボーンカフでございます!これ、本当にステキですよねー。腕にぴったり添うように計算されたフォルム。まさにモダンアート。このボーンカフ、実は大人になればなるほど似合うアイテムなように思います。若い頃だと、この迫力と存在感に自分が負けるというか、借り物感が出てしまうかも。本人のスタイルがあってこそ、着けこなせるようになる気がします。そして、60歳を過ぎて、白髪混じりのショートカットでダンガリーシャツを着て、このバングルを腕にガツンとしていたら……カッコええーー!!

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カーブの向きによって、右手用と左手用があります。どちらの腕にしようか、迷う時間も楽しー。エルサ・ペレッティ ボーンカフ ブレスレット [SIL] 141,000円 お問い合わせ/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク http://www.tiffany.com
tel. 0120-488-712 (カスタマーサービス)

40歳を過ぎてからというもの、こんな風にステキなおばさん、おばあさんになってからのイメージを頭の中に描いて買い物することが増えてきたように思います。特に小物類。素敵に年齢を重ねて、今とはまた違う感じでおしゃれを楽しんでいたいなあ。ま、おばあさんになっても使うって、買い物をするときの新手の言い訳な気もしますけどねっ。