40代からパリ生活を始めた無類の食いしん坊・井筒麻三子が、「のんびりゴロゴロしてても、美味しいものが食べたい〜」と考え出したレシピから始まった、お料理連載。ゆる〜っと簡単なのに、小洒落た美味しいものが作れるから、お料理が苦手な方、「今日の献立を考えるのが面倒」という時にこそ、ぜひ作って欲しいお料理が揃っています。

 
 


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日本に居た頃はほとんど食べたこともなく、ましてや自分で調理したこともなかったビーツ。実は、“奇跡の野菜”、“食べる輸血”と言われるほど栄養価の高い野菜だそう。日本でも手に入りやすくなったせいか、何度か「ビーツのレシピを教えてほしい」というリクエストをいただきました。

私自身は、生で食べるビーツが好きで、そのまま千切りにしてサラダやラペにしちゃうことが多いです。でも、生のままだと土臭い味がして苦手と感じる人が多いのも事実。誰でも美味しく食べられるビーツ料理にするには……と考え、こちらのレシピに辿り着きました。ベーコンの旨味と火を入れたビーツの甘みが、絶妙にマッチ! 「生でいいやん、火を入れるの面倒だわ」と思っていた私自身でも、このレシピで、火を入れたビーツの良さに開眼したほどです(笑)。

もちろん作り置きしても数日持ちますし、水が出なくて色鮮やかなので、お弁当の副菜にも最適。ちなみに水煮ビーツでも試作してみましたが、やはり食感が全然違うので、生から作るのが断然オススメ。そもそもビーツは保存がかなり効く野菜なので(火を通したものでなくても!)、見かけたら臆さず購入してみてください。えいやっ!と心を決めて新しいレシピにトライする気になるまで、クサクサせず待ってくれる懐の深い野菜ですから。

ビーツとベーコンの洋風きんぴら


 材料(4人分)

・生ビーツ 1個
・ベーコン 60g
・白ワイン 大さじ1
・マヨネーズ 小さじ2
・塩 適量
・胡椒 適量

 作り方  

1 ビーツはヘタを切り落として皮をむき、千切りにする。

2 ベーコンは細切りにする。

3 フライパンを弱中火にかけ、ベーコンを入れてじっくり炒める。

 

4 3のベーコンから脂が出てきたら、1のビーツを加え、中火にして炒める。

 

5 油がビーツ全体に回ったら、白ワインと塩ひとつまみを加え、引き続き炒める。

6 7〜10分程度炒めて、ビーツがしんなりしたら、マヨネーズを加えて軽く炒め合わせる。全体に馴染んだところで塩、胡椒を加え、味を整える。



「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエストも、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方も、ぜひぜひお教えくださいね〜。
ではまた来週土曜日に、お会いしましょう〜!


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