先日開催した大草直子コンセプトディレクターがミモレ読者から寄せられた「夏のおしゃれの悩み」に答えていくインスタライブ。ライブでピックアップしたアイテムを、記事でも詳しくご紹介していきます!
今回は、肌の露出が普段より増える夏ならではの悩み。「肌色にマッチする色の選び方」を大草ディレクターが指南します。ご紹介しているアイテムはすべて、インスタライブを開催したユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストアで展開しているもの。そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
Q . 色黒です。大人世代の地黒、日焼け肌に似合う色や着こなしを教えてください。
(hiloalohaさん)
A . 肌にも街にもなじむ“アーシーな色”がオススメ。中でも濃度が高すぎない色を選んでみてください
NAOKO’S COMMENT
地黒の方も日に焼けた肌にも似合う色、ですね。真夏ならヴィヴィッドな色がお似合いになると思いますが、まだ真夏とはいえない今くらいの時季は、日差しよりも服が目立ってしまって少し居心地が悪いかもしれません。そこで、初夏から梅雨時期からに選ぶなら、アーシーな色。肌の色を生かし、街にも上手になじんでくれます。アーシーな色というのは、大地を表すブラウン、ベージュ、カーキなど。ただし、濃度が高く、深い色は肌をくすませるので、今着ているワンピースのような少し浅めの色がおすすめです。
このワンピースはコットンの肌あたりの良さと、ポリウレタンのストレッチ性を持ち合わせた、着ていてストレスのない一枚。いまの時期ならかっちりとしたレザーバッグを、真夏ならかごバッグを合わせて、印象を変えて楽しむことができます。ゆったりとした袖口からインナーが見えることがあるので、コントラストがつきすぎる黒は避けて、ネイビーやベージュ、カーキのキャミソールを中に着ると安心です。
色白派には、黒×シルバーがおすすめ!
「色白の方におすすめするのは”黒”。肌の白さと服の黒で作るコントラストが本当に素敵。着るだけでモノトーンが完成するんですよね。そして涼しげで清潔な色っぽさもあります。黒という色自体に重さを感じる方は、たとえばクリア素材のバッグやサングラスを合わせてみるといいと思います」
「黒を涼しげに見せるなら、シルバーのジュエリーを合わせても。ゴールドよりもシルバーのほうが温度が低く感じさせてくれる色なので、プラスすることで涼しげで、色っぽい雰囲気を作ってくれます」
夏のおすすめジュエリーコーディネートもご紹介!
長さ違いのネックレスのレイヤード。あえて全貌は見せない
「ジュエリーのつけ方にルールはなくて、心の赴くままに好きな重ねてみてください。たとえばリネンのシャツに合わせるなら、長さ違いのコインネックレスのレイヤード。襟元のボタンをぐっと3つくらい開けてできる深いV開きに、あえてヘッドは中に入れてつけてみます。そうすると真正面にいたり、距離があるときはネックレスの全貌が見えないのですが、近いところに並んだり、少しかがんだときにふと見えて、そこはかとなく色っぽいんですよね」
1本でも印象的なアダワット トゥアレグのシルバーバングル
「アフリカのトゥアレグ族の方が丁寧に作っているシルバージュエリーです。ハーフオープンになっているので、手首からぐっと上の位置でカジュアルにつけてもいいし、手首でゆとりを持たせて女っぽくつけるのもいいですよね」
その他にもインスタライブ中に届いたジュエリーへの質問にもたくさん答えていただきました。
Q . ジュエリーの色は揃えたほうがよい?
「色を揃えるとコンサバティブな印象になります。もちろんコンサバなことは悪いことではないんですよ。ただ、今はもう少しストリート感があったり、カジュアルさがムードなので、あえて揃えずミックスしてみてもいいと思います。お手持ちのジュエリーの色の組み合わせを変えるだけで、今っぽくもつけられるし、揃えればコンサバにもできる。ということは、新しいものを買わなくても、ジュエリーのつけ方次第でトレンド感を出すことができるということなんです」
Q . パールネックレスをつけたとき、耳元は何を合わせるべき?
「同じパールで耳元を合わせるとオケージョン感が出てしまうので、普段使いするときは、耳元は何もつけないこともあります。つけるとしたらダイヤの一粒ピアスか小さなフープピアスですね」
寄せられる質問に、パッと視界がクリアになるような着こなしやアイテムを提案する大草ディレクター。視聴者からも「一緒に買い物をしているみたい!」といった声も寄せられ、楽しくてためになり、臨場感のあるインスタライブでになりました。まだご覧になっていない方は、ぜひ下記のミモレのインスタグラムのアーカイブからぜひ!
大草ディレクターが選ぶ「梅雨〜夏のおすすめファッション」をチェック!
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問い合わせ先/ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア
tel. 03-5468-2255
ヘア&メイク/chiSa(SPEC)
取材・文/幸山梨奈
構成/朏亜希子(編集部)
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