皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。
ファッションを拝見するのも私たちにとって楽しみのひとつです。白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。
コロナ禍でご公務の形も変わる中、雅子さまは華美なアイテムを控えて今までのお召し物を着回されるなど、堅実なファッションで国民に寄り添っていらっしゃいます。そこには知性とエレガンスがバランスよく表れた、世界に通用する現代の新しい皇后像が反映されているのです。
東日本大震災から10年にあたり、福島県の被災地の復興状況をオンラインで視察された天皇皇后両陛下。 雅子さまは以前、被災地ご訪問の際にもお召しになったグレーのスーツを着回されました。3月11日にも紹介しているように、オンライン行幸啓でお召しになるのは2回目。トップスをネイビーに変え、シンプルなパールのアクセサリーをアクセントに選ばれています。2021年4月28日、東京都港区・赤坂御所「檜の間」にて。写真/宮内庁提供
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福島県双葉町、大熊町の被災者と懇談されました。写真/宮内庁提供
キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。
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