皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。

 

ファッションを拝見するのも私たちにとって楽しみのひとつです。白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。

コロナ禍でご公務の形も変わる中、雅子さまは華美なアイテムを控えて今までのお召し物を着回されるなど、堅実なファッションで国民に寄り添っていらっしゃいます。そこには知性とエレガンスがバランスよく表れた、世界に通用する現代の新しい皇后像が反映されているのです。


2020年雅子さまの人気コーディネートトップ5は?>>

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東日本大震災十周年追悼式に参加するため、会場に入られる天皇皇后両陛下。雅子さまはグレーのシンプルなセットアップに、パールのアクセサリー、レースのついた黒の帽子にパンプス、クラッチバックという装いです。
10年という節目に初めて追悼式に出席され、陛下はお言葉で「語り継ぐことの大切さ」を述べられました。2021年3月11日、東京都千代田区・国立劇場大劇場にて。写真/JMPA(光文社)

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ラウンドになったジャケットの裾、ひざ下丈のタイトスカートと、シンプルだからこそシルエットの美しさが際立ちます。2021年3月11日、東京都千代田区・国立劇場大劇場にて。写真/JMPA(主婦と生活社)

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シンプルなパールのネックレス、イヤリング、そしてブローチで格式高く。襟の切り替えのラインが、雅子さまらしい凛とした印象です。2021年3月11日、東京都千代田区・国立劇場大劇場にて。写真/JMPA(主婦と生活社)

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①〜⑩ 写真/JMPA(主婦と生活社)
⑪〜⑯ 写真/JMPA(光文社)


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

構成/片岡千晶(編集部)

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