皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。

 

ファッションを拝見するのも私たちにとって楽しみのひとつです。白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。

コロナ禍でご公務の形も変わる中、雅子さまは華美なアイテムを控えて今までのお召し物を着回されるなど、堅実なファッションで国民に寄り添っていらっしゃいます。そこには知性とエレガンスがバランスよく表れた、世界に通用する現代の新しい皇后像が反映されているのです。


2020年雅子さまの人気コーディネートトップ5は?>>

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2年ぶりの開催となった第71回全国植樹祭に、お住まいの赤坂御所から初めてリモートで出席された天皇皇后両陛下。雅子さまは5月18日にも紹介した、淡いグリーンのセットアップをお召しになりました。織りのロングジャケットは、襟と袖口に光沢感のある生地を重ねて立体感を。同じ光沢のあるワンピースと大粒のパールで、品と格式のある装いです。2021年5月30日、東京都港区・赤坂御用地にて。写真/JMPA(小学館)

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ジャケットと同じ布のリボンが巻かれた帽子と艶のあるクラッチバッグはグリーン、パンプスはベージュでおまとめに。ゴールドのブローチがアクセントになっています。写真/JMPA(小学館)

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陛下も淡いグリーンのチェック柄のネクタイで、植樹祭という式典を意識されたリンクコーディネートです。マスク越しにもわかる笑顔で。写真/JMPA(小学館)

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島根県の会場と中継映像でつながれ、陛下がおことばを述べられた後には両陛下それぞれが苗木を植えられました。この苗木は会場となった大田市に届けられるそうです。
①〜⑩ 写真/JMPA(扶桑社)
⑪〜⑱ 写真/JMPA(小学館)


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

構成/片岡千晶(編集部)

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