先週末、英国コーンウォールで開催されたG7サミット(先進国首脳会議)。ホスト国として、首相とともに、エリザベス女王やチャールズ皇太子ご夫妻、ウィリアム王子ご夫妻といった、高位ロイヤルメンバーの皆様も、各国のリーダー達をお迎えになりました。

そんな中、注目したのはキャサリン妃と米国ファーストレディ・ジル・バイデン夫人のファッション。ともに華やかで品のあるエレガントなスタイルが印象的でした。

ファーストレディとして初の外遊、英国滞在中のジル夫人とキャサリン妃のファッションの共通点と相違点をご紹介します。

時代や国の象徴として立場の近い、トップレディたちのファッションをご覧下さい。

 


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ピンクでリンクした、プリンセス&ファーストレディの初対面ファッション

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2021年6月11日、コーンウォールの小学校を訪問。
[キャサリン妃]ワンピース/アレキサンダー・マックイーン ハンドバッグ/L.K.ベネット 靴/ルパート・サンダーソン
[ジル・バイデン夫人]ジャケット/ラジャンス ワンピース /アクリス 靴/ヴァレンチノ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

お二人の初対面の場所となったのは小学校。偶然にも、お洋服の色がピンクでリンクし、とても華やかでした。
ジル夫人は、鮮やかなフーシャピンクのツイードジャケットに、白の半袖ワンピース。Vのバックルがアイコニックなヴァレンチノのトープカラーのバックストラップの靴で、ぬけ感のある洗練された着こなしでした。

一方キャサリン妃は、赤みのあるピンクのワンピースをお召しに。ブランド(アレキサンダー・マックイーン)のアイコンである、少し張った肩のラインにウエストをマークした、いわゆるキャサリン妃の鉄板とも言える、ソフトコンシャスなデザイン。
小ぶりのハンドバッグと共に、靴は夫人同様、ヌーディーカラーのプレーンパンプスで、ナチュラルな仕上げをされています。

この時以外にも共通点のある着こなしをしていることが多いキャサリン妃とジル・バイデン夫人。そんなコーディネートの一例を紹介します。
 

① 半袖のミディ丈ワンピース
キャサリン妃はフィット&フレアシルエットでフェミニンに

キャサリン妃と米国ファーストレディ、G7サミットでのファッションの共通点とは?_img1
2016年9月、コーンウォールを訪問。
ワンピース/レラ・ローズ クラッチバッグ/L.K.ベネット 靴/モンスーン サングラス/レイバン 写真:Shutterstock/アフロ

まず、キャサリン妃の鉄板アイテムといえば、フィット&フレアーのワンピース。
露出を控えめにした半袖で、プレーンなデザインにボディに沿ったキレイなシルエット。そしてウエストをきっちりマークして、流れるようなフレアーをえがくスカートで、女性らしさとエレガントなニュアンスを加えるのが、ご結婚後から今までかわらないキャサリン妃ドレスの特徴です。


ジル・バイデン夫人はペンシルシルエットでかっこよく

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2021年6月11日、サミットが開催された、コーンウォールのカービス湾にて。
ワンピース /ブランドン・マックスウェル 靴/マリオン・パーク 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

続いて、英国に到着後、英国のジョンソン首相夫妻とお会いになった際のファッションがこちら。
鮮やかな赤のワンピースは、クルーネックにコンパクトな肩や半袖、ミディ丈のシンプルデザイン。裾が少しマーメイドラインになっていたり、同系色の赤いパンプスを合わせ、ワントーンコーデでインパクトの強い、貫禄の着こなしを見せられました。

ともすれば派手になるはずも、ブロンズヘアとの相性がバッチリ。とてもモダンでモード感すら感じさせる、上級者の着こなしが、さすがです。

年齢は違っても、このようにお好きなアイテムや、デザイン、そして女性のボディラインを美しく見せるシルエットを重要視されるところが、共通していますね。