離活テク③ 京都の縁切り神社、ポイントは「◯◯◯を願うこと」
色々な離活情報を収集していた当時、ツイッターで京都の「安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)」という神社の情報を頻繁に見かけました。
なんでも「縁切り」で有名な神社らしく、離活アカウントの皆さんがよく訪れていたのです。
ただ、離婚成立報告に添付されている写真を見ると、お札がびっしり貼られたなんともホラーな物体が……。
調べてみるとこれは「縁切り縁結び碑」と呼ばれているそうで、高さ1.5m、幅3mほどの絵馬の形をした石。真ん中に穴が開いており、人が一人かろうじて通り抜けられるようになっています。
「金比羅(こんぴら)さんに行ったら離活がスムーズに終わった!」という報告ツイートが相次いでいたため、私もとても気になっていました。
ですが、口コミを見ていると「生半可な気持ちでは行かない方がいい」「気をつけて参拝するべき」「効果があるとは限らない」などと書かれていたのでしばらくは忘れていたのですが、たまたま大阪方面に行く予定があり、それならばと京都へ向かったのです。
私が訪れたのは、まだコロナ前。なので京都は外国人の観光客も多く、駅周辺は人でいっぱい。また雨がチラホラと降っていて、当日は参拝日和とは言えませんでした。
ですが、京都駅から市バスに乗り換える頃には雨が止み、無事に晴天の中参拝をすることができたのです。ちなみに、参拝を終えてタクシーに乗ったのちに再び雨が降ってきたので、不思議な気分になったのを覚えています。
金比羅さんでは、前述した「縁切り縁結び碑」という石の間をくぐるのですが、その前に形代という紙に願いを書き込むんですね。
願い事に関しては様々な注意があるそうですが、私が地元に住む方からとにかく事前に注意されていたのは、「縁を切りたい相手の不幸を願わず、幸せを願わなくてはいけない」という点。
つまり、誰かと縁を切りたいと考えた場合も、相手も幸せになるようお願いするべき、と言われたのです。
なので私は「全員が良い距離感で幸せになれますように」とお願いしておきました。
この参拝効果かどうかは分かりませんが、その後無事に離婚が成立。
離活仲間にもお守りをお土産に買うことができ、充実の京都滞在となりました。
今回ご紹介したアクティビティの他にも、LINEグループを作って自分たちの状況を報告しあったり、訴訟に挑む仲間には「勝訴」と筆で書いた書をプレゼントしたり、ただただ集合して心情を吐露しあったりと、同じ境遇の仲間と支え合ったことで、精神的にとても助けられました。
辛い時期を乗り越えるために、一人カラオケや一人朝活、ヨガなど実験的に色々なことを試してみたのですが、共通の体験を持つ友人とお互いの苦労をねぎらい合い、最終的にその体験を笑い飛ばす、というのが個人的には最も効果があったと感じます。
今これを読んでくださっている方も、ぜひ一人で悩まずに、オンラインでもオフラインでも良いので、同じような境遇の仲間を見つけてみるのはいかがでしょうか。
皆様が、少しでも辛い時期を乗り越えやすくなりますようにと願っております。
さちこ
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