こんにちは、ライターのさちこです。

最近、暑い日が続きますよね……。それにしても、オリンピックって本当に開催されるのでしょうか?
色々な常識が日々アップデートされる令和を生き抜くために、今回も全国の離活に悩む方へのコラムを綴りたいと思います。

さて今回はぜひ書いて欲しいという希望の多かった「離活後の恋愛事情について」です。

離婚に踏み切れない方から聞く不安の中で、「離婚したら、私は誰にも相手にされないのではないか」というものがあります。つまり、ご自身の価値が離婚によって大きく下落すると考える方が意外と多いんですね。

またシングルマザー(シンママ)ですと、再婚となれば子供とお相手との相性が気になったり、結婚生活のトラウマからどうしても恋愛や再婚に踏み切れない、という方も少なくありません。
「こんなに自由なのだから、もう結婚という制度自体に魅力を感じない」と断言する方もいらっしゃいます。

今回はそのあたりの事情について、前半では当事者の方々のお話を、後半では結婚相談所を経営するプロの方から伺ったお話を参考までにお伝えしようと思います。

 


バツイチだと、恋愛市場価値は下がる?


男性やバツイチのシングルマザーなど、当事者の方々にお話を伺って思うのは、バツイチやシンママという属性が恋愛や再婚に与える影響は、少し前と比較するとそう多くないということです。

その背景には「離婚した女性」という存在が、いわゆる少数派でなくなってきたという現実があるでしょう。
「私、離婚したよ」という人を探すのは、昔ほど難しくありません。取材に応じてくださる方の多さに私も日々驚いております。

専業主婦がマジョリティからマイノリティとなり、共働き世帯が多数派となりつつあるのと同じことなのかもしれませんね。ある属性(共働き、バツイチなど)の母数が増えれば発信も増え、声も届きやすくなります。

また同時に、「離婚する女性=結婚生活に失敗した負け組」という認識が薄れ、逆に「配偶者の力がなくても自活できる能力があり、かつ一度は誰かに一生一緒にいたいと言われたことがある」という前向きなものに変容しつつあることも一因のようです。

そして現在、仕事や知人を通じてお話を伺うシングルマザーの皆さんの中には、キャリアを持ち、身綺麗にされ、恋愛を積極的に楽しむ方も多くいらっしゃいます。

そうした姿を見聞きしたり、私自身が「離婚する」と言った時の周囲の反応とサポート体制を振り返ると、「時代はたしかに変わりつつある」と実感します。

とはいえ今は価値観がアップデートされている過渡期ですので、離活中の方は、様々な意見に晒され不安に思うことも多いですよね。

前述したように、離婚した後も恋愛を含む人生を楽しんでいる方々には、とある共通点がありました。さて、その共通点とは一体なんだと思われますか?

「シングルマザーの恋愛はスタバのフラペチーノみたいなもの」離婚後の恋愛事情のリアル_img0
 

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離婚後も恋愛・再婚できる女性とは?
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