「私が好き」だけを軸に服を選んでみました!!


インタビューを終えて、「我が家のクローゼットに眠っている服を必要な人に届けたい」と東京・千駄ヶ谷で開催されたCLOSETtoCLOSETへお伺いしました。入り口では、まず持参した服を預けます。私が持参したのは、似合わない色のスカート、出番の少ないレギンス、体型の変化で着られなくなったカーディガン。カーディガンは、すぐさま店頭に並べられていました。

値札やトレンドを気にせず、自分の「好き」だけを基準に服を選ぶ初めての体験。これが実に楽しい!試着もできるので、サイズ感や着心地も確認できます。

あたらしくクローゼットに迎える服には出会えないかもしれないと心配していましたが、気づけば7着の服を手にしていました。

お洒落なディスプレイ。お客様で一番多いのは20代前半の方。40代後半の方や親子で利用する方もいらっしゃるそう。真剣なまなざしで服に向き合ったり、友人同士で相談しながら選んだり。服に対するお客様のリスペクトが感じられました。
試着の上私が決めたのは、こちらの3着。三和さんが勧めてくれた黄色のワンピースが、一番のお気に入りです。はおりとしての使い方も教えてくれ、すぐにクローゼットの1軍になりました。一番右のプルオーバーは、袖口がゴムという優れものです。先日、料理中に腕をやけどしてしまった私にはおしゃれ割烹着に見え、運命すら感じました。どれも愛用中です。

それまでは家族一人一人がマイクローゼットを所有していた我が家。三和さんのインタビューやイベントへの参加をきっかけに、家族間でクローゼットを共有するようになりました。たまに「あれ?あのTシャツを着たいんだけど、どこ?」「(息子が)着て出かけてたよ」なんてこともありますが。

たくさん服はもっているのにシーズンごとにあたらしい服を買い足していたのは、トレンドという「おしゃれの正解」を手にして安心感を得たかっただけと気づきました。

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Instagram: @__eneclo

社会課題の解決とビジネスが両立する社会を目指して、上の世代が効率化のために失ったものにZ世代が着目しあたらしい流通を立ち上げています。家の冷蔵庫やクローゼットに忘れられているものや無駄になっているものはないだろうか。一人一人が身近なところから見直すことができたら、SDGs達成に確実に近づいていくはずです。

次回は、ビジネスを通じたアフリカ支援の取り組みを紹介します。

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