青梗菜としめじと鶏皮のスープ
材料(4人分)
・鶏皮……1枚分
・しめじ……1/3パック
・青梗菜……1把
・水……700cc
・ナンプラー……大さじ1
・こしょう……少々
作り方
1.小鍋に湯を沸かし、鶏皮を3分ほど茹で、食べやすい大きさに切る。
2.しめじは石づきを切り落とし、ほぐしておく。青梗菜は根元の硬い部分を切り落とし、食べやすい大きさに切る。
3.鍋に水と鶏皮を入れ、火にかける。沸騰したらしめじと青梗菜、ナンプラーを加え、再度沸騰させる。こしょうで味を調える。
Memo
鶏皮が余ったらこんな風にスープに入れてみてください。だしが出ます。ベーコンやハムでも代用可。
卵とトマトの炒め物
材料(4人分)
・トマト……1~2個
・卵……4個
・ナンプラー……小さじ11/2
・サラダ油……適量
作り方
1.トマトは大きめの乱切りにする。ボウルに卵を割り入れ、菜箸で軽くほぐし、ナンプラーを加えて混ぜる。
2.炒め鍋もしくはフライパンにサラダ油を入れて加熱し、トマトを炒める。
3.トマトの形が崩れ始めたら、1の卵液を加える。卵液の縁が焼き固まるまで待ってから、全体をざっと混ぜる。卵が半熟の状態になったら火を止める。
Memo
卵液を炒め鍋に入れたら、卵にある程度火が通るまで待ってから混ぜるのがコツです。
『ぶたやまかあさんのやり過ごしごはん』シリーズ(全2回)
第1回 夏のごはん作りをラクにする「料理のやり過ごし方」【鶏胸肉のほっとくレシピ付き】」>>
『ぶたやまかあさんのやり過ごしごはん』
やまもとしま・著 1320円 講談社・刊
仕事も、家庭も……毎日のごはんどうする!? 今日も台所に立つ全国の仲間たちよ、毎日のごはんをやり過ごそうではありませんか。
「ちゃんとした料理を作らなきゃ」「料理得意じゃないからなぁ……」「毎日のことだから節約しなきゃ」「今日は何作ろう」「子供たちの好きな料理を作ってあげなきゃ」……あるある! わかる! その気持ち。多くの人が悩んだり、困ったりしていることを、毎日どうやり過ごしているか? 毎日の食事作りから生まれた、やり過ごしの方法とレシピを紹介。いろいろ悩んだり、乗り切った結果から生まれたことだから説得力大! 私も同じ。そんなにちゃんとしなくていいんだ! と思えたらどんなに楽になるか。台所に立つ仲間たちよ! 頑張りすぎずやり過ごそう! そう思える1冊です。
文/やまもとしま
イラスト/金沢誌乃
第1回「夏のごはん作りをラクにする「料理のやり過ごし方」【鶏胸肉のほっとくレシピ付き】」>>
- 1
- 2
やまもとしま
やり過ごしごはん研究家。1974年生まれ、神奈川県出身。大学卒業後、就職。現在、高校生(長男)、中学生(長女)、小学生(次男)の3人の子育て中。フルタイム勤務と子育てで忙しい日々のごはんを「やり過ごし」ているうちに生まれたレシピや料理を、ほぼ毎日Twitterに投稿。その生々しさ、臨場感が人気を呼んでいる。理科好きが高じて、好奇心の赴くままにTwitter上に素朴な質問を投げかけ、それについて詳しく解説してくれる栄養士、研究者、科学雑誌編集者などの専門家とのやりとりによる「Twitter授業」的なものにより知識を深める。それらのやりとりの一部をまとめた「ぶたやまかあさんのお台所サイエンス」を『月刊 栄養と料理』(女子栄養大学出版部)で連載(2017年)したことも。