4歳で英検3級、公立高からハーバード！驚異の英語学習、ひろつるメソッドとは？

英検３級は年長さんレベル!?

たとえば、日本で英検のレベルはこのようにカテゴライズされています。

けれど、私に言わせれば、試験の内容それぞれを、ネイティブの言語レベルと照らし合わせるとこのようになります。

日本の英語教育で高校入試レベルまで学んでも、まだネイティブの幼児レベルなのです。これからの時代の子どもに必要なのは、英語を使って情報を収集し、自分で考え、情報発信ができることでしょう。このままでは、求められる段階に、何年経ってもたどり着ける気がしません。
ネイティブの幼児がしゃべっているフレーズの習得に時間を割くのはもったいないと思いませんか？　そこで、私は、日本の英語教育における時間のムダを徹底的になくそうと思ったのです。

「なぞり読み」が最強の理由

つまりこういうことです。

日本人の子どもは、日本語の文法を知らなくても読めて書けて話せています。「be動詞は」「過去形は」「SVOCは」といった説明は一切なし。その代わり、何からスタートするかというと、音読による英単語の暗記です。書き取りはしません。

このなぞり読みによる音読を繰り返し、単語をしっかりインプットします。なぞり読みは、１回の音読で、

にプラスして

ので、暗記するのに最強の方法です。覚えた単語が増えたら同じように、英文をフレーズごと音読して暗記するのを繰り返します。

なぜ音読による暗記を重視するのかというと、人は読める音しか聞き取れないからです。なぜ文法が不要かというと、大量のインプットがあれば、自然にアウトプットはできるようになるから。そして、ABCの大文字小文字の書き取りから入らなくても、読めればそのうち書けるようになるので心配いりません。
この方法で、娘のすみれは４歳で英検３級に合格したのですが、これは娘が特別というわけではけっしてありません。このひろつるメソッドを教えているオンラインクラスでは、英語経験ゼロの幼児が３級に合格したり、小学生が２級に合格したりする例が続出しているのですから。

英語学習で何よりも大切なこと

じつは、ひろつるメソッドにおいて何より重視していることがあります。それは、子どもの横にいるお母さんお父さんが、いつもニコニコ笑顔でいること。音読している子どもの隣で、「覚えた？」「意味を教えて？」と試したり、「違う違う。キャットじゃなく、catでしょ！」などと、ダメ出ししないことです。減点方式で評価されると、子どもは自信とやる気を失ってしまいます。
大切なのは加点方式で、できたところを見つけて「こんなにできたね！」「がんばったね！」と１００％ほめること。そして、時間をかける必要はありません。１日５分で充分です。学習は子どもの飽きる１分前にやめて「ええっ、もう終わり？」と物足りなさを感じさせるくらいにしましょう。「また明日もやりたい！」とやる気が生まれます。
こうして日々、自信と達成感を積み重ねていくことで、子どもはどんどん英語学習が好きになっていきます。まずは、我が子の可能性を信じるところからスタートしましょう。親子の家庭学習、笑顔で楽しんでくださいね。