40代からパリ生活を始めた無類の食いしん坊・井筒麻三子が、「のんびりゴロゴロしてても、美味しいものが食べたい〜」と考え出したレシピから始まった、お料理連載。ゆる〜っと簡単なのに、小洒落た美味しいものが作れるから、お料理が苦手な方、「今日の献立を考えるのが面倒」という時にこそ、ぜひ作って欲しいお料理が揃っています。

【ヨーロッパ旅気分レシピ】ビーツのガスパッチョ_img0
 
 


簡単すぎる!おしゃれで美味しいGOROGORO KITCHENレシピ集はこちら>>


以前スペインを旅行した時のこと。夫がガスパッチョを食べたことがないというので頼んだところ「何これ、美味しい!」と大絶賛。スペインにいる間ずっと、ガスパッチョの文字を見るたびオーダーしていたほどでした。フランスでも夏になると、スーパーのスープコーナーにはずらっとガスパッチョのパックが並びます。おかげで、ガスパッチョはすっかり我が家の夏の食卓の定番となったのですが、ある日ニューカマーらしいビーツ入りタイプを発見。試してみたらとても美味しかったので、そちらを再現すべくあれこれ試して出来たのがこちらです。
水煮ビーツが手に入れば、あとはブレンダーにかけるだけで火も使いません。バジルとローズマリーは、フレッシュなものがない場合ドライでもOK。火にかけないぶん野菜の粒々がやや残るので裏ごしをしていますが(と言っても私は網で濾すだけ)、残ったものはミートソースやカレーなどに入れてしまえば無駄もナシです。
野菜の美味しさたっぷりなので、暑くて食欲がない……という日でもグイグイ(?)いけちゃうこと間違いなし。冷蔵庫でしっかり冷やしてから、召し上がれ!

火を使わず、即完成! ビーツのガスパッチョ


 材料(2人分)

・ビーツの水煮 小1個
・トマト 中1個
・玉ねぎ 小1/4個
・赤パプリカ 1/2個
・バジル 少々
・ローズマリー 少々
・ヨーグルト 100ml
・オリーブオイル 大さじ1 
・バルサミコ酢 小さじ1
・白胡椒 適量
・塩 適量

 作り方  

1 ビーツ、トマト、玉ねぎ、赤パプリカ、バジル、ローズマリーを用意する。ブレンダーに入れやすいよう、適当な大きさにカットする。

【ヨーロッパ旅気分レシピ】ビーツのガスパッチョ_img1
 

2 1の野菜とヨーグルト、オリーブオイル、ブレンダーに入れ、全体が滑らかになるまで攪拌する。

【ヨーロッパ旅気分レシピ】ビーツのガスパッチョ_img2
 

3 粗めの濾し器(網とボウルでOKです)にかける。

【ヨーロッパ旅気分レシピ】ビーツのガスパッチョ_img3
 

4 バルサミコ酢、塩、白胡椒を加え、味を整えたら、冷蔵庫でよく冷やす。



「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエストも、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方も、ぜひぜひお教えくださいね〜。
ではまた来週土曜日に、お会いしましょう〜!


簡単すぎる!おしゃれで美味しいGOROGORO KITCHENレシピ集はこちら>>


前回記事「混ぜて焼くだけ!シソと海苔香るチヂミのレシピ」はこちら>>