自分のケアをつい後回しにしてしまう人におすすめの本【真夜中の読書会】_img0
 

こんばんは。編集・川端です。「真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室」第68夜をお届けします。

今夜は、ペンネーム・ごぼうさんからいただきました「コロナ禍で少し時間にゆとりができ、メンタルケアやマインドフルネスを学び始めました。バタやんさんは、“繊細さん”や“生きづらさ”を扱った本をよくご紹介されていますが、最近のおすすめが何かあれば教えてください」とのリクエストにお答えしたいと思います。

最近読んで非常に面白かったのが、臨床心理士の伊藤絵美さんの『つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた。』という本です。

これは、開業医や心理士など他人をケアする医療従事者の方が、自分自身のつらさや生きづらさに気づき、マインドフルネスやスキーマ療法を通じて、自分をケアするようになれるまでを描いた本です。

帯には「人を助けるひとは、なぜ自分を助けられないのか」と書かれています。医療関係や介護、保育などのお仕事の方に限らず、どなたでも自分や身近な人に思い当たる部分があるのではないかと思いました。自分の感情をないがしろにして、他人の世話ばかりしてしまいがちな方にぜひ読んでいただきたい本です。

 


<勝手に貸出カード>


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『マインドトーク』みたらし加奈


【第68夜】自分のケアをつい後回しにしてしまう人におすすめの本


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<次回>
8月4日(水)22時配信予定

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撮影/塚田亮平

 


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