yamayuriさんからの質問
Q.
一生独身だった場合の、老後の準備について教えてください

43歳独身です。今は親が元気なので家族というものがありますが、このまま結婚しなければ、いずれは一人になります。そのときオロオロしないように、一人で迎える老後に対して心構え、物理的な準備など、若いうちからしておいたほうがいいことを教えてください。

特別ゲスト 樋野興夫先生の回答
A.
常に今が最後の5年だと思って生きましょう

独身だろうが家族がいようが、人は誰しも、生きるという大切な仕事を抱えています。だから毎日精いっぱい生きる、これあるのみです。

私はこれまで3000人以上の患者さんを見てきましたが、人生とは、最後の5年が勝負だと感じています。いい人生だったか悪い人生だったかは、最後の5年をどう生きるかで決まるんだ、と……。

そう言われても、じゃあいつからが最後の5年なのかなんて、誰にも分かりませんよね。がんにかかると医師から余命を告げられますが、あんなのはあくまで確率論です。余命1年と言われても何年も生きている方は、たくさんいらっしゃいます。

ですから何歳であろうと、一人であろうと、常に今が最後の5年だと思って、覚悟を持って一日一日を過ごしてください。それこそが、“生きる”という大仕事をすることですから。

いかがですか?
樋野先生の回答、ぜひご参考になさってください。

PROFILE
  • 樋野 興夫さん1954年、島根県生まれ。順天堂大学医学部、病理・腫瘍学教授。2008年に「がん哲学外来」を開設。理事長として、がんによる不安を抱えた患者や家族を支援するため、無料の個人面談をおこなっている。その対話からたどり着いた人生観、死生観を綴ったエッセイ『明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい』(幻冬舎)が話題となっている。他著書に『いい覚悟で生きる』(小学館)などがある。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る