「日本のアイドルに比べて韓国は〜」「歴史ものは好きじゃないけどこれは面白かった」……つい言ってしまいがちな何かと比較した褒め方。誰もが批評家になって評価をアップできるネットだからこそ、褒め方は発信力アップに非常に重要です。今日は、褒め上手になるための最初のステップとして、やってしまいがちな「下げて上げる」構文がなぜダメなのかを解説したいと思います。読んだ人にあなたの素直な気持ちが伝わりやすくなるコツを体得していきましょう。
 

「話し言葉」と「書き言葉」では熱の伝わり方が違う

 

〔ミモレ編集室〕の「WEBライティング講座」では、「好きが伝わるレビューの書き方」などをお話しています。しかしいざブログを書こうとすると「大好きな〜を紹介したいけど、うまく伝えられる自信がない」「文章にすると熱量が伝えられない」といった声をよく聞きます。熱狂的に好きなものであればあるほど、ご自身の気持ちと書いた文章にギャップを感じることが多いようです。

 

このギャップの原因は「話し言葉と書き言葉の違い」にあると私は思っています。まず声を大にして言いたいのは、伝わりづらいのはあなたの表現力や語彙力、センスのせいじゃありません!!

身振り手振りや声のトーン、テンションなど、言葉以外の要素でも気持ちを伝えられる「話し言葉」に比べて、「書き言葉」は、圧倒的に言語外の情報量が少ないんですね。せいぜい文字を大きくするとか、絵文字をつけるくらいでしょうか。

すっごくよかっったぁーーーーーー!!!!

くらいに書かないと、興奮気味に喋った「すごくよかった」に叶わない……。文章にすると本人が思っている以上に冷たく、低いテンションに伝わりがちです。さらに、シニカルな印象を与えるだけでなく、他を貶めることになりかねないのが「下げて上げる」褒め方です。

やりがちな「下げて上げる」褒め方

1)Bみたいに〜じゃないから、Aはいい
2)私なんか〜なのに、Aはすごい
3)〜は嫌いだったけど、Aはいい

なぜこれがだめなのか。例えば、韓国系のグループアーティストのAを褒めたいとして、具体的に文章にしてみましょう。